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KMNZに寄せて

 KMNZ LIZさんが年内の活動をもってKMNZを卒業・アーティスト活動を終了することが発表された。"バーチャルHIPHOPガールズデュオ"であるKMNZは自分にとってはこの数年間の中で唯一推しだと胸張って言える存在で、今まで楽曲・ライブ・ラジオ等々と活動を追っていてそのコンテンツのどれもが良いものだったし、それに救われた部分もあったりと自分の中で欠かせない大きな存在になってました。そのKMNZの一人であるLIZさんが卒業する、あまりに突然過ぎてショックというには大きすぎたし、人はこういう時本当に言葉を失うんだ…となってしまった。
今年はOUR DAYSの漫画プロジェクトに様々なアーティストとのコラボ、何より2ndワンマンもあってデカい企画だらけで凄かったし、そんな色々あった年でのこの発表だったので余計に衝撃だった。

 今までも様々なVtuberの方々の卒業と、それに対するファンの方々の反応も見て来た。ただその感覚は経験したことがなく、今回初めて体験することになってしまったけれど、これは辛い。かなり打ちのめされるくらい。もう何度も言われてると思うけど、"推しが居なくなってしまう"という言葉がそのままの意味になってしまう悲しさは、バーチャルを介する文化ならではなんだなと改めて理解出来た気がする。
ただ、今回に関してはLIZさんのXのアカウントやYouTubeに上がっている動画や配信アーカイブなどは今後も残るそうなので少し安心できたし嬉しい。ほんとに良かった。

 「推しは推せるときに推せ」の言葉の重みも初めて実感した。一昨年と今年にあったワンマンライブの現地に結局どちらも行けなかった事がこれから唯一の悔いになってしまうなと思う。配信ではしっかり参加出来たけど、やっぱり音楽は体験してこそだとここ数年で痛感したのもあり、あの時自分の都合を投げうってでも行けばよかったなと。
でもだからこそ、去年のasiaでのVIRTUAFLY EFFECTでKMNZの生のライブを聴けたことはほんとに良かったし思い出として大切にしていきます。まだ分からないけど、あれがKMNZの現場に行けた最初で最後だと思うので。

 でも二人の掛け合いがあと一か月の中でしか見れない、年が明けたらもうずっと見れなくなってしまうのは本当に寂しい。自分がKMNZを好きになったのはラジオでもライブでも変わらない、二人の緩くわちゃわちゃとしたあの特有の空気感のトークでの掛け合いが良くて惹かれた部分も大きいので…

 KMNZが今後どうなっていくかは分からないけど、LITAさんが残って活動を続けていく以上これからも変わらずファンとして追っていくと思うし、これまでの二人のKMNZへの好きの気持ちも感謝の気持ちも変わらないです。来年の夏に新体制で再始動するという事も発表されてあるので、それも素直に楽しみ。マジでどうなるのか想像も付かないけど、楽しんで受け取れたら良いな~。
KMNSUPPLY、グッズの発表もされるとのことなのでそれも楽しみ。ちゃんと後悔が残らないように買い物をしたい。

 色々書いたけど、当たり前だけど卒業/活動終了に関しては本人の意思が一番尊重されるべきものだし、双方合意と明言されてる以上安心してポジティブに捉えられるものと感じるのでよかった。これを書いてる中で気持ちも少し整理することが出来ました。残りのこの一か月、LITAさんとLIZさんの二人のKMNZをしっかり応援して最後まで見届けたいと思います。

 改めて本当に、本当に数えきれないくらいの素晴らしいものと思い出を、ありがとうございました。


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