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広島電鉄の「MOBIRY DAYS」を使ってみた感想

広島県の交通系ICカードである「PASPY」の廃止に伴って、新たに導入された新乗車システム「MOBIRY DAYS」。

早速使ってみての感想をとりあえずここに書き留めておく。
私は下肢障がい者で、クレジットカード(デビットカード)を所持している。
これまではモバイルSuicaを使ってきた。

〇QRコード

QRコードの応答が地味に遅いのが気になった。「お待ちください」のインターバルさえ短くなれば使いどころはありそう。空いているときは全く問題ないが、混雑しているときにこの待ち時間は痛いかも。
アプリ起動と同時にQRが表示されるようになったのは改善されたようで、ありがたい。

〇降車と乗車専用リーダー

これまでのICと同様、降車と乗車専用リーダーが設置されている(と思いきや、兼用リーダーもある?)
新乗車システムとあって1本化は出来なかったのだろうか…
今のICカード読み取り機でさえ誤タッチをよく見かけるので、この辺りもスマートにしてほしいのはある。

〇ICカード

こちらもQRコードほどではないが、他ICカードの読み取り機と比べると遅めと感じた。QRがアプリを起動する必要があること(+応答の遅さ)を考えると、ICカードは便利。

私はチャージに関しては不便を感じていないが、現金チャージはやはり機械で出来るようになった方が利便性は上がる。

〇乗務員さんとの会話を減らせた

MOBIRY DAYSには資格情報の登録ができ、登録をすると自動的に障がい者割引等を適用してくれる。これまで、乗務員さんに告げて割引を適用させたのちにタッチする必要があったため、一つの手間が省けたことは私にとっては大きい。
私が持っている手帳は県外のものであるが、今のところ正常に使えている。


私にとって乗務員さんの手間を省けたのは大きいので、これからはICカードを使っていきたいなと思っている。
どこもそうであるが、スタートしたばかりの新機能が様々な批判を食らうのはおかしなことではないと思う。PASPYが終了する2025年3月までにどこまでこれらを改善できるか、そこに期待したい。





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