【400文字】言葉にならない気持ちと言葉の関係
7歳の子が、家族にサンドイッチを初めて作って、「完璧だ、こんなに美味しいものは食べたことがない」と保護者が言ったとしたら、それは褒めて喜んで見せており、嘘ではないけれど、誇張や比喩があります。
一流ホテルで20年勤めたシェフが、厨房に人が少ない時間帯にルームサービスで頼まれた軽食として、仕事でサンドイッチを提供したら、素晴らしい完成度のはずだけど、完璧では無いです。
どちらの比喩も存在しないはずのサンドイッチです。もし、完璧が一番確実に「ある」としたら、人の頭の中でしょう。
完璧な青空
完璧な焼きとうもろこし
完璧なラガービール
どれも、誇張表現や比喩を用いて、言葉にならない範囲を言葉にしています。
あるいは、あと5分が名残惜しいとか、ずっと続けばいいのにと願う気持ちは、永遠になるでしょう。
このように、人の想いと言葉の関係を観察すると、抽象度の高い言葉の周りには、言葉にならない想いが類推できます。
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