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有馬記念全頭分析予想

有馬記念予想していきます。

馬場状態は現時点ではわからないですが、とりあえず標準的な馬場を想定して予想します。

展開に関してですが正直この部分が予想の大部分を占めるくらい重要だと思っています。

私としてはパンサラッサ、タイトルホルダーと強力な逃げ馬が揃い、キセキなど途中からでも捲っていきそうな馬もいるため前目に行く馬にはキツイ展開になると読み、後方待機勢を中心に印を打ちたいと思います。


全頭分析

1枠1番 ペルシアンナイト

戦績的には右回りの1600mから2000mがベスト。

ただ2走前の天皇賞秋では苦手な左回りで0.8秒差7着とまずまずな結果。

前走も上がり最速で3着と悪くはない。

2500mは長いとは思うが調子も良さそうだし、最内枠を利してうまく立ち回ればなんとかなるのではないだろうか。

Cデムーロの騎乗の割には人気もなさそうだし前が潰れる展開になればワンチャンスあると思っている。


1枠2番 パンサラッサ

前走福島記念が1000m57秒台のハイペース逃げで圧勝。

内枠に入ったのもあるし逃げ宣言もあったようにこの馬がハナをきるのは確実だが阪神、中山、中京とゴール前急坂のコースでは良績がなく距離も未経験。

前走で覚醒した化け物という可能性もなくはないがさすがにこのメンバーでは足りないと見る。消し。


2枠3番 モズベッロ

とにかく馬場が重くなれば強いという馬。

調教の感じからも復調気配はあるがそこまで重い馬場にはならなそうなので現時点では消し。


2枠4番 メロディーレーン

3勝クラスを突破したばかりで中山にも良績があるわけでもないしさすがに足りないとみて消し。


3枠5番 ディープボンド

凱旋門賞では14着と残念な結果だったが国内レースでは阪神大賞典を圧勝し、天皇賞春でも0.1秒差2着と長距離戦線なら国内トップクラス。

過去中山では皐月賞、中山金杯と出走しともに大敗と適正面に不安が残るし脚質的にも前々で運んでという馬なので今回は消し。


3枠6番 ウインキートス

前走は輸送の影響もあったのか初の阪神コースとなるエリザベス女王杯で10着と奮わなかったが、中山は2走前オールカマーでグローリーヴェイズ、レイパパレに先着の2着と評価できる。

ハイペースになったときどうなのかなど不安要素はあるが枠もいいし人気にはならなそうなので一応押さえる。


4枠7番 クロノジェネシス

今回がラストランとなる昨年の勝ち馬。

昨年の勝ち馬ということで適正は問題はない。

凱旋門以来久々のレースだがその凱旋門賞が極悪馬場でのものでダメージは気になるところ。

さらに陣営からの弱気なコメントと不安要素は複数ある。

調教タイム的には過去と遜色はないので普通に走るかもしれないが軸にはしづらい。


4枠8番 ユーキャンスマイル

戦績的に2500mでさえ短いように感じる。

ピークも過ぎた感があるしここでは消し。


5枠9番 ステラヴェローチェ

前走菊花賞はややでき落ちの中上がり最速タイで4着と力を示した。

皐月賞、ダービーとエフフォーリアには敗れているが差は少ないし能力は確か。

復調気配もあるし前走で3000mを経験しているというのも強みだと思う。

前が潰れる展開になれば頭まであってもおかしくない。


5枠10番 エフフォーリア

コントレイル、グランアレグリア、さらに香港カップ2着のヒシイグアスとおそらく今年のGⅠの中で一番レベルの高かった天皇賞秋の勝ち馬。

能力的には間違いないし中山も皐月賞を圧勝している点から問題はない。

距離2500mがどうか。ジョッキーの力量の差という気もするが2400mのダービーでシャフリヤールに敗れているように距離延長が+とはいえないと思う。

ただ能力は現役最強級のものがあると思うので有力候補は間違いない。


6枠11番 アリストテレス

前走ジャパンカップでは逃げを打ち大敗。

得意条件は上がりの掛かるタフなレースなのでノーカウントとしていい。

ただその得意の条件でも2走前に今のマカヒキにさえ勝てないようでは能力的に足りないとみる。消し。


6枠12番 シャドウディーヴァ

2走前に府中牝馬Sを制覇したように東京の高速馬場というのがこの馬のベストだと思う。

前走ジャパンカップでは先行したが終いに賭ければ確かな足があるし、人気もなさそうなので前が潰れればワンチャンスあるかもということでいちおう押さえる。


7枠13番 アカイイト

今年のエリザベス女王杯勝ち馬。

前走エリザベス女王杯組はサラキア、クイーンズリングと穴を開けることがある組。

前走はまくり気味に進出し2着を2馬身離す強い勝ち方。

中山、東京と遠征時の良績が少なく輸送がダメな可能性はあるが前走で覚醒した可能性もあり押さえ評価。


7枠14番 アサマノイタズラ

前走菊花賞は中盤大きくペースが緩む中最後方からの競馬と展開が向かなかった中、上がり最速タイで9着なら言い訳は効く。

2走前のセントライト記念では後方待機がハマった感もあるがチャレンジカップを圧勝したソーヴァリアントを負かしての勝利は評価できる。

皐月賞こそ最下位に敗れたが当時とは鞍上も変わり、得意の中山さらにハイペースで後方勢に有利な展開とならば浮上はありえる。押さえ。


8枠15番 キセキ

前走ジャパンカップはスタート後方から向こう正面で先頭に立つという謎騎乗で大敗したが騎乗や展開どうのよりアリストテレスと同じく2走前の京都大賞典でマカヒキに負かるようではピークを過ぎていると判断せざるを得ない。消し。


8枠16番 タイトルホルダー

前走菊花賞は5馬身差の圧勝だが中盤でスローに落とした鞍上横山武のペースコントロールの上手さがあってのもの。

今回は大外枠もありこの馬より前にいきそうなパンサラッサがいるため楽に逃げるということはできない。

2番手に着けるにしても大外からなら足を使ってしまいそうでこの馬にはキツイ展開になりそう。

もちろんペースが落ち着けばこの馬とパンサラッサのいったいったになる可能性もあるだろうが今回は前が沈むと見て消しで勝負したい。


◎ ステラヴェローチェ

〇 アサマノイタズラ

▲ エフフォーリア

△ ウインキートス

△ クロノジェネシス

△ アカイイト

△ シャドウディーヴァ

△ ペルシアンナイト




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