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阪神JF予想

阪神JF予想していきます。

いつもはレースやコースの傾向から出走馬の実績を基に好走できるかどうかを検討しているのですが、今回は2歳GⅠということで各馬未知の部分が多く戦歴から適正を判断するというのが難しい。

そこで今回は阪神JF過去5年の傾向を基に予想していきたいと思います。

※馬場状態は良馬場を想定


コース傾向

まずは阪神JFの傾向ではなく阪神芝1600mというコースの傾向を探っていきます。


脚質

外回りコースで最後の直線が長い為、差しや追い込み馬でも実力を発揮しやすく、まぎれの少ないフェアなコース。

道悪になると内の先行馬の好走が増えるが良馬場時は脚質よりも単純な実力が物を言う。

極端に前に行く馬が少ないなど出走馬の脚質に偏りがあれば別だが、今回の阪神JFでは特に気にしなくてもよさそう。


枠番

全体の傾向でみると内枠のほうが成績が良いが、差し、追い込みに限れば外枠のほうが詰まったりすることがない分成績が良い。


血統(種牡馬)

ある程度出走回数がある中での複勝率はディープインパクト産駒とエピファネイア産駒が35%越えと優秀。

特にエピファネイア産駒は牝馬のみに限定すると複勝率約38%、単勝回収率約180%、複勝回収率約120%と破格の数字になる。

他にはダイワメジャー、キズナ、ロードカナロア産駒も複勝率27%前後と悪くない。

逆にドゥラメンテ産駒とモーリス産駒はサンプル数こそ少ないが今のところ複勝率20%以下といまいち。


阪神JF過去5年傾向

前走レース、着順

過去5年の3着以内馬15頭中前走で重賞レースを使っていたのが9頭と半分以上を占める。

その9頭の前走での着順は去年のユーバーレーベン以外は全馬2着以内。(一応ユーバーレーベンは前々走の札幌2歳Sでソダシの2着という重賞連対実績があった)

その9頭が出走していたレースはアルテミスS5頭。ファンタジーS2頭。京王杯、サウジアラビアRCが各1頭ずつとなっている。

前走重賞以外のOPや条件戦を使った馬その他の6頭は全て前走で一着からの臨戦過程となっている。

また前走が新馬戦というキャリア1戦の馬は過去10年までさかのぼれば2頭馬券内に来ているが、基本的には軽視してよさそう。

同様にキャリア4戦以上の馬も馬券には絡んでおらず近5年の3着以内馬は全てキャリア2,3戦の馬となっているのも注目ポイント。

まとめると本命馬はキャリア2,3戦で前走重賞2着以内の馬から選ぶのが無難と言えるだろう。


阪神経験や距離経験の有無

阪神芝の経験

過去5年の3着以内馬15頭の内、阪神芝の経験があったのは4頭と少ない。

経験があるに越したことはないと思うが、この点は気にしなくてよさそう。


距離経験

過去5年の3着以内馬15頭の内、1600m以上の経験がなかった馬は2頭しかいないのでその点は注意が必要だと思う。


多頭数経験、キャリア

他に重要と思える要素としては多頭数でのレース経験の有無。

過去5年の3着以内馬15頭の内、15頭立て以上でのレース経験がなかった馬は3頭しかおらず、2019年には少頭数のレースしか経験がなかったリアアメリアが単勝1.8倍の一番人気で6着に敗れている。(リアアメリアのその後を見ると単に弱いだけという可能性もあるが)


予想

ここまでをまとめるとキャリア2,3戦の馬の中から前走重賞2着以内で、1600m以上の経験と多頭数レースの経験がある馬に重い印を打つのが無難。

血統的にはディープインパクト、エピファネイアが優秀。

このような条件で絞り込むとサークルオブライフが前走アルテミスS1着、距離経験、多頭数経験ありで相性のいいエピファネイア産駒で浮かび上がるので素直にこの馬を本命とする。

対抗は条件を上にあげた条件をクリアしていて血統的にも悪くないステルナティーア。

他ウォーターナビレラやナミュールも強そうだが上位人気ばかりなので今回は買わない。


買い目

◎ サークルオブライフ

〇 ステルナティーア

◎単勝と◎〇馬連







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