セミナー書記ノアの合理的な提案


【本文・モモトーク】

「」:ノア 『』:先生


「こんにちは、先生」

「明日、当番を務めにシャーレに伺います」

              『うん、よろしく。と言いたいんだけど…』

「何かあったのですか?」

                   『明日、凄い忙しくなりそう…』

「なるほど、そうでしたか。私は問題ありませんよ」

「明日はよろしくお願いします」

              

         【ノアの絆ストーリーへ】



【本文・絆ストーリー】

「」:ノア 『』:先生 【】:場面変化・表情差分変化・吹き出し等

【場面:シャーレの執務室。ホーム画面の背景。ノア表情:通常】

【吹き出し:・・・】

「これは…ずいぶん未処理の書類が溜まっていますね。」

『ちょっと外に出ると、すぐ溜まるんだよね。』

「先生はお忙しい方ですから、溜まってしまうのも仕方ありませんね。」

『ごめんなさい…』

【エモート:音符】

「それでは先生、始めましょうか。」

【暗転】

(…1人では徹夜確実な量の書類が、ノアにより見る見るうちに片付いていく)

【ノア表情:通常】

【エモート: 気づく】
【吹き出し:・・・】
【エモート:音符】

(昼過ぎにはすべて片付いてしまった)

【シャーレの場面に戻る。ノア表情:笑顔】

『ありがとう、ノア。とても助かった。』

「ふふ、お役に立てて良かったです。」

【ノア表情:通常 吹き出し:・・・】

(ノアが手帳に何かを書き留めている)

「先生、こちらは今日の作業記録です。ご覧になりますか?」

【手帳のアイコンを中央に出す】

(見せてもらった手帳には、今日やった作業の要点が記録されていた)

『あの速さで仕事して、さらに記録も!?』

「こちらは後日、データにして送りますね。」

【手帳のアイコンが消える】

『ノアって、いつも細かく記録してくれてて凄いよね』

「記録はいつも書き留めていますが、私自身が思い出すための記録ではないのかもしれません。」

「私は、一度見聞きした事は大体覚えていますので。」

「記録は大事なのですが、《メモをとっている》姿そのものに安心感や満足感を覚える方も多いと聞きます。」

【ノア表情:笑顔 エモート:音符】

「何を書かれているかわからないのに、おかしな話ですよね?」

『いつも何書いてるの!?』

「ふふ、秘密です♪」

  【暗転】

(しばらく、ノアと仕事後の会話を楽しんだ)

【シャーレの場面・夕方。ノア表情:通常】

「お仕事中に思ったのですが、先生。」

「多忙な原因は、デスクワークにあると思います。」

『量が多いからね。』

【ノア表情:目を閉じる】

「確かに量も多いですが、原因は量だけではありません。」

「先生。デスクワーク、得意ではありませんね?」

「苦手だから気が進まず、手も進まず、結果遅くなるんですよ。」

『はい…その通りです…』

【ノア表情:通常】

「そ・こ・で、です。」

【吹き出し:・・・】
【ノア:アップ エモート:集中線】

「秘書を導入してはいかがでしょうか?」

『秘書!?』

【エモート:気づき】

「はい。秘書です。
 先生のデスクワークを代行し、業務を円滑に回す役目です」

『秘書、秘書かぁ…なるほど…』

「もちろん秘書になるのは、私です。」

『決定事項なの!!?』

【ノア:アップ終了】
【エモート:音符】

「《以後先生のお手伝いは独り占めです♪》なんて言ったら、
 ユウカちゃんが怒っちゃうかもしれませんね?」

『あー………』

「あ、でもユウカちゃんなら…」

「《先生の仕事が秘書1人で回るわけ無いでしょ!》
 《ノアだってセミナー業務もあるのよ!?》って言いながら、」

【ノア表情:笑顔 吹き出し:ハート】

「秘書が2人になっちゃうかもしれませんね。」

『仕事は助かるけど、別の問題が起きそうな…それも沢山…』

【ノア表情:通常】

「ふふ、ユウカちゃんのお話は冗談ですけど。」

【ノア:アップ】

「先生。」

【エモート:音符】

「秘書をご検討の際は、是非私にご用命くださいね?」

【暗転】

(仕事に翻弄されるはずが、ノアに翻弄された1日になった)

  【END・モモトークに戻る】

・愛用品「ノアの手帳」

ノアお気に入りの書き味の手帳。
備忘録と言うよりは、見聞を「記録」する事自体が
ノアにとって最も自然なのだろう。

イメージは立ち絵、スケジュール絵、バトル絵でも
ずっと左手に持ってるあの黒いの

【後記】

初めまして。からすと申します。

昨年10月に、ノアに一目惚れして始めたブルーアーカイブ。
2周年アートがテキストもアリとの事なので、
久しぶりに描きたい気持ちが湧き上がって一気に書いてしまいました。

ゲームのアニバーサリーなので、
ゲームコンテンツの一つ「絆ストーリー」の脚本風にしてみました。
コンセプトはもちろん「未実装のノア絆20ストーリー・愛用品妄想」です!

主成分は穏やかさ、真面目さ、丁寧さと、ちょっとの悪戯心。
それが私自身に見えているノアです。
皆様にはどんなノアが見えているでしょうか。

ブルアカ未プレイの方にも雰囲気が伝わればと思いますが、
ユウカの絆ストーリーがチュートリアルでも見れます。
チュートリアルを触ると、
より絆ストーリーのイメージが掴みやすいかもしれません。

遅れましたが、ブルーアーカイブ2周年。おめでとうございます!

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