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「機械設計」という世界 その1

「設計」と聞くと建築設計をおもいうかべる人が多いのではないでしょうか。
わたし自身ご縁があってこの世界にかかわるまではそうでした。

建築設計、日本では一級建築士だけ数えても40万人弱ライセンスをお持ちのかたがいるそうです。なんやかや50万人強の世界でしょうか。地方自治体でたとえていえば千葉県松戸市とか市川市クラスです。
いっぽうの機械設計、こちらは特に資格なしでも従事できるとあって正確な人数はわかりませんが、一説によれば約5万人とのこと。埼玉県幸手市(四季折々の花が咲く公園で有名です)の人口くらいの数です。
十分の一の規模ながら、その専門性は多岐に亙ります。
古くからのベテランの勘とコツで支えられている部分から、機械工学、材料工学などをしっかり学んで、ツールを活用しつつあたる最先端の業務まで。

どれがえらいというものではありません。
しかし、「お勉強」はどんな境遇にあっても、そう、現在の職場での研鑽に不足を感じていたとしても、個人で取り組むことができます。
その機会を与える資格試験についてこれからお話をしていきましょう。

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