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最後の5日間

去年の今日
父がコロナからの肺炎で救急車で運ばれた
この後5日後に死んでしまうなんて
我が家のわたし以外だれも思わなかった
でも
救急車に乗って濃厚接触者となり
一緒に一晩過ごしたわたしは

あ、死んじゃうかもってすぐ思った

元気に帰ってくると思ってる家族。
うーむ
どうしよう。
ヘルシーファミリー代表みたいな我が家のみんなが
『何にもしてあげられなかった』と罪悪感まみれになるのを少しでも軽減すべく
命懸けでACT(行動)しようと決めた

コロナ禍ということでさまざまな制約があることに怒っているヒマはなく
最後の1秒まで『生』を諦めないでそれぞれのやるべきことをやる
善も悪もない
誰もが目的が明確だから正解しかないし
そう思うしかない。

今こそ
笑い。今こそ我が家には笑いが必要だ。

そんな5日間の始まり

『これを見せたら元気が出るかもしれないんで!』
とうちの旦那さんが赤ワインのボトルをコロナ病棟に持って行って看護師さんに
『食品はちょっと本当に申し訳ないのですが、、、』と断られたエピソードもあの瞬間みんなで笑ったのだ。
他にも奇跡のようなエピソードが生まれた。

不思議だったのは
そのように行動するうちにコロナの縛りが徐々に特別枠で外れて行った

それでも5日後に亡くなって
去年9/19に6年ぶりにやる予定だった月刊関口満紀枝はお父さんのせいにして
公演中止にした。
撮影に行けなかったドラマのオンエアを見たら先輩が代わりに出演してくれていて
ホッとした


それからは
5日後に死ぬとしたら何をする?と自分に問いかけまくり一年生きた。
今年になってより深く自分がやるべきことにフォーカスして修正した。

5日後に死ぬとしたら
やっぱり
月刊関口満紀枝やるでしょ

そんな気持ちがどんどん大きくなり
公演開催にたどり着いたのが先週の日曜日。
てことは6年ぶりではなく7年ぶりだったってことか!

今朝
『あれからアモーレ山田さんを待ち受けにしてます😍運気上がりそうで!』
とファンの方からメッセージがきた。

アモーレ山田は運気をあげるかわからないけど
生きてる人間は何をきっかけにしても自力で運気をあげられるとおもう。世界を創るのは自分だ。
次のシーンは自分でつくるのだ

5日後に死ぬとしたら
月刊関口満紀枝5DAYS公演やりたいなー

一番みんなが笑えるエピソードをつくろう
悲しいシーンにおいて
悲劇を演じず
コメディをセレクトするにはリスクがあります。
でもそのあと勝ち取れるものが大きかった
いまはそう思ってます。
笑いにはセンスも必要だし馬鹿みたいに真剣に自分を信じるパワーが必要。

おかげさまでそんな風に思って生きられてますよ
お父さん☺️



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