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一気に変わる、田舎の冬景色!

寒い!

大寒波が到来し、日本海側の地方はどこも、真っ白な雪景色に一夜にして変わってしまった。

こんなとき、通勤に車を使うことの多い地方では遅刻者が続出する。

電車もバスも遅れることがある大雪の朝は、“遅刻OK“ の暗黙の了解があるような気がする。

もちろんどんな状況でも、始業時間に遅れることは“出来るビジネスマン“にとっては“恥“なのであるから😓、いつもの倍の通勤時間を見越して出勤するのだが、それでも遅れてしまうことはよくあって、雪国の「あるある」となっている。

それでも田舎の通勤時間のゆるさは、都会のソレに比べれば圧倒的で、こんな大寒波でもない限り相当楽なのは確かです。

片道一時間もかけて会社に向かう仕組みは、このコロナ禍でだいぶ「無駄だ!」と気づいた人も多いようで、これからは通勤(痛勤?)にかける時間は減っていくのだろう。


寒波が去るまでここしばらくは、こちら地方の通勤の苦労が続きそうだ。


山手の方では積雪もだいぶあったようで、これが寝雪となって、白い、(ほとんど)都会の人たちが言う「白銀の世界」が春まで続く。

雪を待っていたのはスキー場関係者ばかりで、多くの雪国生活者にとっては“邪魔もの“としかなっていないのが現実。

屋根に積もった雪は何回か下ろさないと、自宅が崩壊してしまうし、道路に積もった雪は機械で寄せてやらないと、交通麻痺を起こしてしまう。

春になれば放っておいても無くなる雪は、エネルギーとお金をかけて除去しないと暮らしが成り立たないのが雪国。
無駄と言えば無駄なコトではある。 


それでも雪は綺麗な景色を作ってくれるし、畑の悪い虫たちを凍死させる効果もあるようだ。

何より大量にストックされた雪は、飲料はもちろん、春からの農作業に無くてはならない“水“ となって、大地を潤す。

だから、美味しいお米やお酒、みずみずしい野菜の産地は雪国に多い。

それらは長く厳しい冬を乗り越えた人たちへの、自然からのプレゼントなのだろう。


我らが復活を目指した「露熊山峡」も、この雪で一気に門戸を閉ざしてしまって、春まで人を寄せ付けない場所となった。

雪の「鍋岩」や「万三郎滝」も、きっと綺麗なんだろうなぁ…と想像してみる。

今はまだ、観ることできないがいつか、雪のある「露熊山峡」も訪れてみたい… と話している。

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