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田舎の冬を愉快に楽しむ!

雪が降った。

「白銀の世界が始まった。」

などと言うと、ロマンチックで真っ白い世界を想像してしまうが、その中で暮らすとなると、ロマンチックばかりではいられない。
お天気が良く、晴天ばかりなら銀色に輝く雪原は気持ちよく眺めることもできるけれど、そこは日本海側特有の冬の気候、吹雪もあれば大雪もある。

北国への移住者が、「これは無理」と移住生活を諦めることが多いのが、“冬の過酷さ“らしく、“白銀の世界への憧れ“だけでは移住生活は望めない。

住み着く前には、一度は冬の季節の体験が必須です!

望むのは、自然の厳しさに耐え抜いたその後にやってくる「春の歓喜」を体感すること!

ちょうど登山にも似ているかもしれない。

苦労しても疲労しても山登りをやめないのは、その先にある俗世界からの隔絶を感じる、山頂での絶景と達成感があるからだろう。

まあ、「春の歓喜」を味合うまでの時間は、登山のそれより相当長いので、相応の根性も必要になってくる。


そんなに待つ根性が無い場合でも、冬の楽しみは… ある。


・最近流行りの“スノーシュー“

田舎の人は“カンジキ“を履いて雪上を歩くが、その遊び版で“西洋カンジキ“みたいなもの。
スノーシューを履いて、周りの景色を楽しみながら雪面を歩く“レジャー“ なのだと言う。(未体験なのであまり強くは推奨不能😓)

小学校時代、春が近づいた頃に雪面が固まって、普段は歩けない雪の上を歩く「かた雪渡り」は確かに楽しかった。
どこまでもタダっ広い雪上を走ったり滑ったり、ふざけ過ぎて水路にはまって落ちたり… 😭 

それに近い“スノーシューツアー“は、たぶん相当楽しいのだろう。
いつか経験してみようと思う。


・雪合戦

雪国っこの定番の遊び。

最近は雪合戦を、大人たちが真剣に戦う催しをするところもあるようで、男の子は必ずハマること間違いない!

二手に分かれた陣地では、戦いが始まる前に雪玉を多く作ってストックしておき、始まるとそれを相手にぶつけ合う。
自分が子どもの頃の勝敗は、戦闘員全員がぶつけられた側の負けであって、今のような大将役とかは居なかった。

「またやりてー」と思う。


・スノーチュービング

主にスキー場で、タイヤチューブに乗っかって滑り落ちるだけの単純な遊び。

小さいとき、今のような大きなスキー場はなかったので、神社の参道とか裏山にコースを作って、チューブの代わりは肥料袋に少しだけ雪を積めて、何人か繋がって滑り落ちる、チュービングよりはボブスレーに近い遊びをしていた。

スピードが出過ぎてコースからジャンピングして飛び出したり、今思えばかなり危険な遊びだったと思う。


こうしてみると冬の楽しみも、昔していた“遊び“ をアレンジして復活するコト! これだけなのかもしれない。

せっかく田舎に居るのだから来年は、春〜秋は「露熊プロジェクト」。

活動ができなくなる冬も、田舎で楽しめる遊びの復活にトライしてみようかな?

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