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私達は「男性並み」に働かないと生き残れないのか

プロジェクトメンバーは私以外男性だった。
残業続きでメンタルと体調を壊した。
同じように働いているのになんで,あの人達はそうはならないのか。

休職した私に,親や兄弟,親の友達はこういった。

「そういう世界に入ったのだから,そういう働き方ができないとやっていけないよ。そういうもんなんだよ。忍耐力が足りなかったんだよ」

最初は私もそう思っていた。

え,いやそうか?

基礎体力が違うのはあたりまではないのか。

女性の活躍をうたいながら,産めよ増やせよとばかりに少々ズレた対策をとる政府。

パートナーと結婚の話がでたとき,結婚・妊娠・出産・子育ての時期を考えた。

大学院まで行って働き始めるのが24歳で,

子どもはいつ産むの,その間のキャリアは?20代のうちに産まないと,健康な子ができないよ。

育児は?保育園の送り迎えは?預けてばかりだと子どもが可哀想?
その間何してたんですか?ブランク?ああそうですか,じゃあダメですね。

でも,今どき一人の稼ぎじゃ家族を養えないよ?
老後?年金だけじゃ生きていけないよ,働けよ。


考え過ぎか?でも,これくらい先を見通しながら生きていかないと,どこかで踏み外してしまうような恐ろしさを私は感じている。

我々は,男性並みあるいはそれ以上のことを求められている気がするのは私だけだろうか。



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