アサギマダラを呼んじゃおう!

アサギマダラは旅する蝶と呼ばれ、飛行ルートの全容は未だ解明されていない不思議な蝶である。昨年の秋、前年に続き出雲大社の関係者の庭で観察され、私の住む大田市にも飛来した。
という訳で下の写真である。

フジバカマの苗 説明書には濃い花と書いてありこちらは紫色の花が咲くようです。

島根県の飛来地としては津和野町が昆虫好きには知られている。

 ここは虫好きな方が作られた
昆虫ガーデンのようである。

アサギマダラは快適な環境を求めて移動する。

近場で目撃例が上がってくればこれはやってみる価値は多いにあると感じ、年末に二種のフジバカマの苗を少ない小遣いから4株買った。アサギマダラは春から夏にかけて北上し、夏から秋にかけて南下して大陸まで渡る個体と日本列島内で幼虫越冬するのがいるようだ。
北限は北海道道南エリア、沖縄や九州、四国と本州の南方で越冬する。それにしても移動する途中で花を見つけて、感知してやってくるのだろうか。

渡る蝶と言うだけでも凄いのだが、それをしなければならない理由は何なのだろう?調べていたら以下のサイトの解説を見つけた。
アサギマダラが移動する理由
棲みやすい温度帯の場所と餌となる蜜源植物を求めて移動するのですね。
人間だったら戦争になってしまうね。

 SNSは種を守るための手段になるか?

アサギマダラの移動も、今どきだから目撃、飛来情報をネットワークを通じて共有したらと思って調べてみたら存在した。
ただ更新が2019年で途絶えていた。 何でだろう?
思うにコロナが流行ったことがもしかすると原因の一つかな?
facebookの昆虫グループの一つに入っていたが2021年には会員数が
飛躍的に伸びた。 ただ、投稿ルールを守らない人も私的には
かなりいらっしゃったような気がする。今、そこは離れてしまいました。
虫好きもいろいろあるので、採集を趣味にされている方もいるので撮影主体の側としては少し距離をおくところだ。旅する蝶はコレクターとしてはかなりレアな蝶に入るだろう。

生き物を愛することこそが、自分たちの命の連鎖を守ることなのだ。

最近の虫撮り達は撮影場所は公にしないのが約束事とされている。
まあ普通に見るからとか絶滅危惧種だからとかそんなの関係無いと言う人もいる。ただ明らかに個体数が減っているのは確かなようで、そのうち日本から姿を消しましたと言うのは悲しい事だ。
環境省のレッドデータブックの資料には昆虫の中の蝶達も絶滅危惧種Ⅰ類に
指定されている種がかなりある。
環境省レッドリスト2020   
上記のホームページからPDFファイルをダウンロード出来ます。

まあ尊敬する虫屋さんに言わせると「僕は人の趣味に口出ししないしその人なりの虫の愛し方なんじゃいの基本的には人間嫌いだから」だってさ。
まあ虫達も危険な場所はそれなりに察知して去っていくだろうけどね。
田舎の人の方が僕が虫の写真を撮っていると決まって「その虫珍しいの?」
と聞いてくるんだな。 何気なくあっ初見の虫だっと撮ったのが準絶滅危惧種だったりする事も稀にある。それが続いちゃうとちょっと心配だな。













 

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