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競馬雑記 ~強枠とは何か?~

出目考察の日々

今はやっていませんが、長い間、私は出目探しの旅
に出ていました。
10年くらいやっていたと思いますが、もうやりつく
したので、現在はやっていません。

その10年間に15くらいの出目を発見し、それなり
の成果を出してきました。
でも今使っているのは、3つだけ。
これは強力なので、もうこれ以上の出目はいらないと
思っています。

しゃべって自慢したいですが、止めておきます。

御心と強枠

10年間に発見した出目のいくつかは、ブログのほう
でも語っています。
公開しているのは、「御心」と「強枠」の2つ。
御心は、特にGⅠのシリーズが始まると、出馬表付きで
出しています。(ゲーム「疾風スタジアム」)
私は参考程度にしか使っていませんが、どんな年でも
一定のレベルで稼働します。

一方の強枠ですが、こちらの方は、今はほとんど使って
いません。
ただこの強枠を知ることで、出馬表とは何かという問い
に対する答えを、垣間見ることができます。

今日は、その「強枠」について少し書きます。

特定のレースに支配されている

出馬表は、通常、特定のレースに支配されていること
が多いです。
その支配するレースのことを「強枠」といいます。

支配するレースは、出馬表の中にいます。
探す手順は、前走のレースの結果を見ていくことです。
たまに前々走の時もあります。
見るのは、そのレースで使われた枠。
上位着順から3つの枠をピックアップします。
それが当該レースの結果と、一つでも合致していれば、
それが支配レースとなります。

それを探し出し、過去10年くらい同じレースが支配
していれば、そのレースの結果が「強枠」になります。
ただ、その戦歴を持っている馬が出走していない年も
あります。
基本的には、出走している時だけ「強枠」が発生すると
思ってください。

具体的にサンプルを出して説明します。

今週、「共同通信杯」があるので、これを使って説明
したいと思います。
まずは昨年から。

22年「共同通信杯」
<結果>
1着 ダノンベルーガ
2着 ジオグリフ
3着 ビーアストニッシド

結論を先に書くと、支配レースは「朝日杯FS」です。
朝日杯FSの3着と5着が出走しているので、当然のような
気もします。

では、朝日杯FSの結果です。
前年のレースになるので21年度の朝日杯FSになります。

着順上位の3つは、5枠、3枠、4枠。
この3つが強枠になります。
2着になった、ジオグリフの5枠が該当しています。
支配しているだけあって、1,2着が朝日杯組のいる枠
でした。

もうひとつ、やります。

21年「共同通信杯」
<結果>
1着 エフフォ―リア
2着 ヴィクティファルス
3着 シャフリヤール

こちらも、前年の朝日杯FSの結果を見ます。

上位3つには、4枠が2つあります。
こういう時は次の4着を拾います。
強枠は、1枠、4枠、6枠になります。

結果は、1着エフフォ―リアの6枠が使われました。
朝日杯組のいる8枠は、3着でした。

このようにして、過去10年くらいを見て、該当する
レースがあれば、それを支配レースと呼び、その結果
から「強枠」を導きます。

では、過去5年の結果を出しておきます。

22年 3-4-5枠(5枠が稼働)
21年 1-4-6枠(6枠が稼働)
20年 出走馬なし
19年 1-2-4枠(1枠、4枠が稼働)
18年 出走馬なし

で、この出走馬のいなかった20年と18年をどうする
かですが、これは出馬表解読の根幹に関わることなので、
すみませんが、ここでは割愛させていただきます。

ブログの共同通信杯はこちら


23年の共同通信杯

今年の出走予定馬にも朝日杯組がいます。

レイベリング    朝日杯FS3着
キョウエイブリッサ 朝日杯FS4着

朝日杯FSで使われた枠は、1枠、6枠、7枠。
さて、どうなるでしょう?
当たるも八卦、当たらぬも八卦です。

出目の世界

出目は、長く果てしない世界です。
でも、トライすれば、誰でも何かが見つかるはずです。

この強枠は、極めて普通で常識的な例です。
もっと、とんでもない所にも出目があります。

出目を知ることは、同時に、出馬表のメカニズム
を知ることでもあります。
私の知識のほとんどは、この出目によって培わ
れたものだと思っています。

ようこそ、出目の世界へ・・。

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