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競馬雑記「連動数」とは何か? ~穴馬を探せ~

◆出目(フォーマット)

出目にはたくさんのパターンがあり、私も
7種類の出目を駆使しています。
それはリンクするレースの出目や、オッズ
から派生する出目など、多様です。
ただ、基本は2つ。

出目にはタテとヨコがあり、9R~12Rの
特別戦を中心とした後半4レースには、この
タテとヨコの出目が存在しています。
シンプルですが、中々役に立つ存在です。

これを「フォーマット」と呼びます。「

重賞レースでは、このフォーマットの他に、
さらに数種類の出目が加わります。

私がブログで使っている「御心(みこころ)」
や「連動数」なども、それに含まれます。

今日は、この中の「連動数」について少し
書きたいと思います。

◆23年の朝日杯FS

「連動数」は23年の朝日杯FSの時、ブログに
初めて登場させました。
私は以前から使っていましたが、そろそろ公開
しても良い頃と判断したからです。

「連動数」とは、よくあるリンクの類です。
あるレースが、当該重賞に影響を与えると
いうもの。
出目に興味ある人なら、一度はやった経験が
あると思います。

◆連動レースの選択

連動するレースの選択には、一定の基準を
設けています。
その理由は、リンクするレースは1つでは
ないからです。
リンクする特別なレースだけを選択するために、
一定の条件を付けました。

その基準は2つ。
リンクするレースは重賞であること。
そして、当該重賞と「距離」に相似性
があることです。

だから日本ダービーの連動数に、短距離
重賞を選ぶことはありません。

日本の競馬番組は「距離」によってコント
ロールされており、それは有機的に連動
しています。
距離を抜きに競馬を語ることは、ほぼ不可能
近いでしょう。

◆出目の概念

リンクするという考え方を咀嚼することで、
出目の本質が見えてきます。

リンクとは、同じ数字が来ることではありません。

私の出目は、「並び目」と「ハサミ目」という
考え方から出来ています。
出馬表に関わる全ての事象は、この2つの
概念からできていると確信しています。

◆「並び目」と「ハサミ目」

「並び目」とは?
1-2や5-6、8-9など、数字が並んで
いる状態を並び目と呼びます。

「ハサミ目」とは?
1ー3や4-6,7-9など、数字が1つ挟ま
った状態をハサミ目と呼びます。

つまりこれは、数字を単独でとらえるのでは
なく、ゾーンとして捉えるということです。

例えば、3という数字は、隣の2と4を含めて
3に関わるゾーンと考えます。
これを、クロス(隣接)と呼びます。

◆朝日FS以降を検証

では、ブログに登場した23年の朝日杯FS
から、24年の正月の三日間開催の結果を
振り返てみます。

(手順)
まずは、リンクするレースで馬券になった3頭を
若い順に並べます。
その3つの数字を2つの数字に絞ります。。
(絞り方の手順は後述)
絞る理由は汎用性を高めるためです。

以下、連動数、馬券になった馬を記載します。
カッコ内が連動数になります。

◆朝日杯FS(3と13)
ジャンタルマンタル 1人気 1着

◆阪神C(4と9)
ウインマーベル 4人気 1着
(グレナディアガーズ 3人気 2着)

◆有馬記念(6と9)
ドウデュース 1人気 1着

◆ホープフルS(12と18)
レザレイラ 1人気 1着

◆中山金杯((7と11)
ククナ 8人気 2着

◆京都金杯(1と3)
コレペティドール 8人気 1着
(トゥ―ドラパン 1人気 3着)

◆フェアリーS(2と10)
マスクホールウィン 6人気 2着
(ラヴスコール 4人気 3着)

◆シンザン記念(1と3)
稼働せず


フェアリーSまでは、連続で稼働しました。
その特徴は4つ。

1 馬券になる時は、連対している。
2 1人気も多いが、4人気以降が
  半分以上は馬券になっている。
3 2頭馬券になった例が3レースもある。
4 シンザン記念の不可には理由がある(後述)


◆連動数の絞り方

では、具体的にサンプルを出します。
(これ以外もありますが、一応、代表的な
ものをあげておきます)

◆1-4-7の時
内側の2頭、1と4が連動数です。

◆1-2-7の時
内側の1-2が並び目なので、2を
取らず7にします。
連動数は1と7です。

◆2-4-9の時
内側の2-4がハサミ目なので、4を
取らず9にします。
連動数は2と9になります。

◆1-2-3の時
1-2は並び目なので、2を取らず
3にします。
しかし、この1と3はハサミ目です。
こういうのをドボンと言います。
まあ、ゾロ目のようなものです。

こういう時は暫定的な連動数になり、
使われたり使われなかったりします。
使われない時は、上の段の11-13
になることが多いです。

この4つ目が、先程出たシンザン記念が
稼働しなかった理由になります。
シンザン記念では、上の段の11-13が
稼働しました。

13 ルメール 1人気 2着
14 幸 17人気 3着

これがシンザン記念の正体です。

ちなみに、1と3は京都金杯でも同じ
連動数でした。
京都金杯では2が稼働しましたが、実は
上の段の、11のセッションも2着に
来ています。


24年 京都金杯(連動数は1と3)

ここからも、上の段には注意すべきだとわかります。
このパターンは、意外に多く出現するので覚えて
おきましょう。

いかがでしたしょうか?

連動数は、まだ使えることがいくつかあり
ますが、今日のところは、この辺までに
しておきます。
(出目シートを購入すると、連動数は無料で
ついています)

ご活用ください

以上、カッパでした。


(注)
この記事を無断で記載、転載することを禁じます。








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