電磁魔天イエス・ザナドゥについて

はじめに

やぁ、カピハミだよ
今回は2/18発売の『デュエル・マスターズTCG ヒーローズ・ダークサイド・パック~闇のキリフダたち~』に収録される「電磁魔天イエス・ザナドゥ」について書いていくよ
競技勢じゃないから強さの評価はあんまり信用しないでね

基本情報

カード名:電磁魔天イエス・ザナドゥ
カードタイプ:クリーチャー
種族:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/サイバー・コマンド
文明:光/闇/水
コスト:9
パワー:11500
効果:

  • ブロッカー

  • W・ブレイカー

  • このクリーチャーが出たとき、または攻撃する時、「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに表向きのままシールド化する。

  • 自分が呪文を唱えたとき、それよりコストが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。

解説

効果解説

3文明をもった高コストおクリーチャーということで、王来編のディスペクターを思わせるクリーチャーになっている。
効果の方も3色ディスペクターに負けず劣らず大味で強力な効果になっている。

まず、固有効果の一つ目について
ロマノフに近い墓地の呪文踏み倒しなのだがコストの制限がないという強みがある。
S・トリガー付きという条件こそあるものの、S・トリガー付き呪文には強力なものが多いため、踏み倒し先に困ることはないだろう。
墓地肥やしを含む呪文を使えば次のターン以降の弾も補充できるため相性がよく、同弾収録のブレイン・スラッシュはあちらの追加効果の条件も満たせるため相性が良い。
ただし、このカードはコストの都合上、蘇生呪文の範囲外なことが多いため、その点は注意が必要。
相性の良いカードは後で下に書くからそっちを見てね。

次に、固有効果の二つ目について
唱えた呪文のコストに応じた破壊効果になっている。
効果が強制なのでモモギンガのような除去に反応するカードには気を付けたいが、基本的に強力な効果。
呪文を唱えるたびに除去を撃てるため、ドキンダンテのような相手の展開に合わせて呪文を撃てるカードと相性が良い。
また、この効果の良い部分として、ホーリースパークのようなコストの低い上位互換が出ているカードをあえて使う意味を生み出している。
一つ目の効果のコスト上限が無いおかげで、コストの重いトリガー呪文を採用しやすいのも追い風になっている。


相性の良いカード

・ヘブンズゲート、ルシファー
言うまでもなく高相性。
どちらもイエス・ザナドゥを踏み倒し可能なトリガー呪文であり、シールドにあることによる恩恵も非常に大きい。
特にルシファーはコストが8と大きいため、除去範囲もコスト7以下と十分な性能を確保できるのも評価ポイント。

・神歌と繚乱の扉
上の2枚と比べるとランダム要素が強いが、手札補充のないイエス・ザナドゥにとって少ない手札消費で展開できるのはうれしい。
強制バトルとイエス・ザナドゥの除去で2体持っていけるのも除去札としての性能を高めている。

・龍脈術 水霊の計
カード除去と3ドローを選択できる呪文。
展開系と比べると地味だが、イエス・ザナドゥでは触れないクリーチャー以外のカードを除去できるほか、除去対象がいなければドローを選べるのも柔軟で良い。
どうしても多色が多くなりがちな今のカードプールで単色を確保できるのも評価ポイント。

・ブレイン・スラッシュ
3ドロー1捨てと8以下蘇生を選択できる呪文であり、バトルゾーンに水と闇がそろっていればどちらも使える。
イエス・ザナドゥは水と闇を両方持っているため単体で条件を満たすことができ、手札補充、墓地肥やし、蘇生をまとめて行える。
相手クリーチャーには干渉できないという弱点もイエス・ザナドゥの除去でカバーできるため、併せて使うことで汎用性がさらに上がる。

・Disアイチョイス
同じサイバー・コマンドであり、トリガー呪文に関した能力をもつクリーチャー。
トワイライトΣなどで同時にバトルゾーンに出すことで、マナにあるトリガー呪文を2連打しつつシールドに仕込むことができる。
上に記載した呪文はすべてトリガー持ちなので、このカードから展開していくことも可能。

・超電磁トワイライトΣ
非進化のサイバーを展開できる進化クリーチャー。
イエス・ザナドゥはコストこそ重いものの、進化クリーチャーではないためこのクリーチャーから出すことができる。
Disアイチョイスも一緒に出せるため、サイバー軸でデッキを組む場合には重宝する。

・禁時混成王ドキンダンテⅩⅩⅡⅡ
ルシファーで踏み倒すことができ、呪文を撃つチャンスを増やしてくれるカード。
このカードの呪文を踏み倒す効果と、イエス・ザナドゥの呪文に反応して除去する効果のかみ合わせがよく、相手に圧力をかけられる。
このカードの効果で撃った呪文を、次のターンにイエス・ザナドゥの効果で使いまわせるのも高得点。

競合するカード

・龍風混成ザーディクリカ
「登場時に墓地の呪文を使う」「呪文の使用に反応して除去を行う」とできることが完全にかぶっている。
コスト7の光のドラゴンなのでドラゴンズサインで出すことができる軽さが強み。
さらに、こちらはコスト7以下なら何でも使える上にドローまでついてくる。
トップクラスの性能の持ち主なので比べると見劣りする点もあるが、イエス・ザナドゥは呪文の使いまわしに長けているほか、除去の範囲はイエス・ザナドゥが勝る場面が多いため、住み分けはできている。

・真邪連結バウ・M・ロマイオン
最大のライバル。
「登場時に墓地の呪文2枚回収」「攻撃時、EXライフ消費時に手札から8以下の呪文使用可能」とこちらも役割がかぶっている。
こちらの方がコストが低いのにパワーは高いなど、基礎スペックの差がつらい。
ただ、こちらは天門に同時採用することで、ロマイオンの即効性が弱い点と、イエス・ザナドゥのリソース不足に陥りやすい点をカバーしあえるので相性自体は良好。

採用を見込めるデッキ

  • 天門

  • サイバー

  • ミステリーキューブ

  • 5c蒼龍

  • クリスティゲート

感想

久しぶりに使い方を考えるのが楽しいカードだった。
イラストも格好よく、多種族冠詞をちゃんと使ってくれているところもお気に入りなカード。
ぜひとも4枚持っておきたいし、オリジナルのコンボを考えて使っていきたい。

最後に

久しぶりのカード紹介で長くなってしまった…
次のパックは楽しそうなカードがたくさんあるから近いうちにまた書くかもしれないよ

それじゃあ、またね

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