戦霊混成 ウルボランスについて

やぁ、最近サイクリカが追加で欲しくなってきたカピハミだよ。
今回は新カードの「戦霊混成 ウルボランス」について書いてくよ。

基本情報

カード名 : 戦霊混成 ウルボランス
文明 : 火/光/水
種族 : ディスペクター/エンジェル・コマンド/アースイーター
コスト : 8
パワー : 11500
効果
・EXライフ
・ブロッカー
・W・ブレイカー
・このクリーチャーが出た時、自分の手札を2枚まで捨てる。その後、こうして捨てた手札の枚数より1枚多くカードを引く。
・各ターン、自分の最初のクリーチャーが召喚によって出た時らそのクリーチャーのコスト以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

解説

龍聖霊ウルフェウス(多分)と戦攻竜騎ドルボランの混成ディスペクター。
元のクリーチャーは両方ともドラゴンを持っているのだがこのクリーチャーは持っていない。

主な効果は枚数に自由が効く手札入れ替えと自分のクリーチャーの召喚に反応する呪文踏み倒しの2種類になっている。

1つ目の手札入れ替えは最大で2捨て3ドロー、何も捨てなかった場合は1ドローになる。
単に手札を減らさずに着地できるのもそうだが不要なカードを捨ててその分引くこともできるので手札の質をあげるのに大きく貢献してくれる。
2つ目の効果との相性も良く、踏み倒す呪文を自力で引き込む事ができる。

2つ目の効果はターン1回、コスト制限ありとはいえかなりの強烈な踏み倒し効果になっている。
自分のクリーチャーにザーディクリカと同等の呪文踏み倒し効果を与えていると書けばその強さが分かる。
大型のクリーチャーであればあるほど選択肢が増えるが同時にコストが重いと召喚しづらくなるためあまり欲張っても強みを発揮しづらい。
ニンジャストライクに反応するのも強力で、相手の攻撃に合わせて呪文を踏み倒すこともできる。

相性の良いカードとしてはチェンジザ、5000GT(Type R)、バジリスクなどが挙げられる。

チェンジザが居る時にこのクリーチャーを出せばチェンジザの呪文踏み倒しを誘発でき、このクリーチャーが居る時にチェンジザを出せば手札入れ替えで撃ちたい呪文を引き込めるので相性が良い。
コスト6と少し低めに見えるが有用な超次元呪文やシャワーなうなどの潤滑剤が範囲に収まっているため十分強力。

5000GTは1つ目の効果で墓地を増やせるのでコスト軽減に役立ち、召喚出来ればコスト12までの呪文を撃てるので全体的に相性が良い。
ただ、墓地ソースにはこのクリーチャーは入らないので5000GTをこのクリーチャーが入ったデッキに混ぜる方が自然に組み上げられる。

その他サイクリカとの相性は抜群で、サイクリカを出すだけで墓地のコスト7以下の呪文を2回連続で撃つことができる。

天門との相性はなんとも言えず、このクリーチャーの早出しには貢献してくれるものの2つ目の効果との相性が微妙になってしまう。

総評

混成らしくやや癖があるものの高いカードパワーと対応力の高さを併せ持った優秀なカード。
同コストにドルファディロムがいたり同色にザーディクリカがいたりと激戦区ではあるものの強みを活かせば他のカードには出せない力を発揮してくれることも期待できる。

最後に

どんどんディスペクターのテーマごとの方向性が固まってきてユニークなカードが増えてきて楽しいことになってる。
なってるんだけど混成の面々の自己主張が激しすぎて1つのデッキに収まってくれないのが難しいところ、他のテーマは収まってくれるのに...
それにしても面白いカードがいっぱいで次のパックも楽しみですね！

今回はここまで
またね