『輪廻』って面白い！

皆さん、こんにちは。寒いですね～！まぁ、これが冬ですからな。と思う今日この頃であります。　　
なんていう古い前置きから始まりますが、寒いなかでも、毎日、色んな気づきがあるもんですな。

最近は、ドラマの中で「人生を繰り返す」というものを見て思い出すような感覚になりました。

主人公が、人生の途中で亡くなってしまい、来世が動物になるとの事で「人間として生まれ変わりたい」と、また同じ人生をもう一度、やり直すというドラマです。

この中で「あっ！」という間に亡くなり、真っ白い世界で目覚めるのですが、この時に

「あぁ、輪廻って、終わったら、こんな感じで今までの肉体の痛みも心の苦しみもない感覚の世界に戻るんだなぁ。あっけないよなぁ。

だから後悔したら、また輪廻したくなる感覚は分かるなぁ。う～ん。私は、こうやって、かなりの頻度で地球に降りたんじゃないか？

まるで、ゲームで負けたら、それを取り返そうとして何度もチャレンジすることに似てるな。そうやって、何度も輪廻しに降りたな。

そうか、そしてさらにバカになってしまうから、さらにやらかして帰ったんだな。なんてこった。

いやぁ、一瞬で、感覚が楽になると、また肉体の苦しさを忘れて挑戦したくなるはずだわ。参ったな。ギャンブルと一緒じゃないか。

私は地球でも、ギャンブルはしただろうけど、輪廻じたいがギャンブルというか、楽しいゲームだったんだな。そうだったよな～。」

と、しみじみしてしまったのであります。ドラマの中では、徳を積まなければ、なりたい『人間』に生まれ変われないという設定でありますが、

これも、20年以上前の私は、来世は人間なのか、動物なのかの疑問もありましたし、徳を積まなければ、大変なことになるという不安もありました。

この「徳を積まなければ、えらい目に合う」という呪縛は一体、いつから、誰が言い出したのだろうか？

これほど、事実ではないのに、事実であるかのような魔力になるのも、記憶をなくしているからこそ出来る輪廻のミワザであるとも思う。

覚えていたら、輪廻が出来ないし、非常にキツクなることも、このドラマで納得できた。ドラマでは、今まで生きてきた記憶を持ちながらにして、人生をやり直すのだが、こんなキツイことはない。

また、面白くない。「この時期にこの人と出逢って、こうなるんだよね。」と分かっていて、その人生を私は生きられない。

飽きる。つまらない。刺激がない。

「そうか、だから記憶を消してくるのか。これは輪廻チャレンジャーにとっての思いやりでもあるな。そのほうが、まだ楽だわ。」

ドラマでは、今の段階で3度目の人生をやり直しているが、これは不可能だし効率が悪い。でも輪廻では、このような事を私たちは繰り返しているのである。

それが「カルマ」とも言われているようだ。自分を知る為に生まれてきているのに、自分を正直に出さないから、怒りもしないで過ごしてしまうと、体に悪いばかりではなく、自分を知れずに終わる。

あっという間に人生が終わり

「しまった！また、自分を出せなかった！悔しい！また、やり直したい！」

となるそうだ。

「なんか、分かる…。」

だった。恩師もよくそう言われていた。

「もう、輪廻はいいです。もう、しなくてもいいです！」と、話していた時、

「人間の時は、そう思うものなんだよ。でもな、死んだあと、自分のビデオを見たら、そうは思わないんだよ。また、やり直したくなるもんなんだよ。まぁ、輪廻は何度だって出来るんだし。」

私は

「ゲッ！ヤバい。今のままでは、意味は分からないけど、ヤバいはずだ。確かにやり直したくなるはずだわ。ヤバい！」

だった。自分を知る為に、沢山のクセをつけて来たのに、そのクセを全開せず、クセの確認が済んでなかったら、自分が分からない訳なので、また自分を知りたくて地球に降りてきたくなる。

だが、人間として生きるのはやはり、大変である。そうそう繰り返せるものではないはずだ。だが私は何となくだが、自分のしてきた輪廻に納得できず、繰り返してきたであろう気がするのだ。

だから、20代でも、中身の感覚は婆さんだった。とにかくゆっくりしたいし、キャピキャピが苦手。「ケッ！」といったイジワル婆さんが顔をのぞかせてしまうのである。

かというと、ミーハーで、芸能人などが来るとなると見たくなるし、週刊誌には、よく目を通し、井戸端会議なるものも好きだった。

このチグハグで、一貫性のない自分の不思議も、恩師と出逢い、輪廻があること。沢山、輪廻を繰り返し、このクセをつけてきたことを聞くと、納得ができ、つじつまも合ってホッとした。

輪廻を沢山している証拠は、どんなドラマを見ても、だいたい意味が分かったり、感情移入出来るものは、自分がそんな経験をしたからである。

経験したことのないものは、どうしてそんなことをするのかの意味も分からないし、感情移入も出来ないそうだ。

今回の輪廻が初めてだったなら、なぜ、経験もしていないのに、事件も戦争も、虐待を見ても、心が動くのか。それをしてしまったら、その後、どうなるのかが、今回、やらなくても分かるのは経験してきているからだ。

そうなると、確かに、自分の感覚はおかしくないし、今までは、この自分の感じるものが不思議だったが「なるほど納得」になった。

なぜ、刃物が怖いのか、海が怖いのか、行ったこともない国なのに、行きたくない国と、行ってみたい国があるのか。

興味がある時代と、どんなに学んでも頭に入らない歴史があるのか。等も、つじつまが合う。私は歴史が大好きなのに、まったく頭に入らないのだ。

なのに、気になる歴史上の事件、出来事がある。行かなければならないと思ってしまう国もあった。

自分の感覚の中に答えめいたものがある。その自分の感覚を調べたりするのが実に面白いのである。

皆さんも、そうやって自分が感じているものに疑問を持つと、自分が何をしてきたのか、どんなものが好きなのか、自分しか分からない宝探しになると思いますよ。

その感覚は自分だけのものだからです。誰とも重ならない自分だけのものなのです。だからこそ自分は面白いし、輪廻は楽しいものだったのです。

ドラマを見て、思い出せることも面白いし、これから先、色んなものを見て、色んな事をしていくだろうけれど、どれも自分を知る為のものなのです。

最近は、そんなことを思い出していました。皆さんの今日は、どんな一日でした？どんな事を感じた日だったのでしょうか？

あなたの今日は、あなただけの経験になりますもんね。素晴らしいでしょうね。ゴロゴロしてもいいし、あくせく働いてもいいし、泣いたり笑ったりしながら、貴重な一日が終わり、また始まるんだなぁと思ったりします。

さて、今日も楽しめたなぁ。明日はどんな日になる事やら。知らないから楽しいんだなぁ。

なんていうカピバラのひとり言でした。

それでは皆さん、また、自分を知りながら楽しみたいですね！
今日も、遊びに来てくださり、ありがとうございました。