手術当日

1・起床・準備


朝起きて歯磨きをして、そこからは絶飲食。
私の場合常備薬なども飲みませんでした。

時間になったら術衣に着替えて点滴のルートをとり、車椅子で手術室へ。
「エレベーターおおきいすごい!」
「倉庫みたい!」
など、わーわー言っておりました。心の中で。

2・いざ手術

そして手術台へ上がり、数字を数え、意識はなくなりました。
その間に尿道カテーテルなどを装着して下さったよう。
少し怖かったので知った時感謝しました。

私の橈骨遠位端骨折は、思いっきり外側へバラバラになってしまったタイプだったようです。
そのためレントゲンを見ながらグイグイ集めるのでは足りず、ボルトとプレートで固定することになりました。

橈骨遠位端骨折でもきれいに折れて、しっかり集まったのでギプス固定だけで手術しない場合。
手術はするけれど場所的にボルトとプレートを入れっぱなしでも問題ない場合。
などなど、骨折の仕方や年齢や生活方式で変わります。
私の場合、ボルトとプレートで固定→一年後くらいに骨がくっついたら抜去手術・・・という流れ。
ボルトとプレートが入る場所が腱に近く、ずっと入れていると今度は腱がだめになるとのこと。

私が
ころんだよう いたいよう 手術こわいよう
とグズグズしてる間に治療チームの皆さんがベストを考えて実行して下さったわけです。

3・部屋に戻ってから

そして。
いつの間にか手術が終わり、部屋に戻った私。
どうやらベッドの中に腕を吊る用具が備え付けられており、右腕はそこに。
めっちゃ痛い・・・めっちゃ痛い・・・どのくらい痛いかってうめき声出る・・・!

実はアレルギー喘息でのかかりつけ病院だったのですが、痛み止めアレルギーで喘息発作をおこしてはいけないので、15分間隔くらいで様子を見にきてくださっていたようです。
ありがたい。

水分解禁で飲んだ麦茶美味しかったなぁ。
その後用意してた桃味のゼリー飲料も飲みました。
だけど痛くてよく分からなかった。

でもまぁよくできたもんで、痛みには「慣れます」。
不安に思ってる方々、本当です。
もちろん無痛にはなりません。
でも痛みと付き合いながら生活していくことはできるようになります。

これから手術を受けられる方々がいて、この文章を読んで、少しでも不安が減ると嬉しいです。

次回は退院前訓練のお話を書きます。

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