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ポジティブって

世間ではポジティブでないとダメ~みたいな風潮があるよね。
でも、ホントにそうなのかな?

もちろんポジティブな人がダメなわけじゃない。
むりやりポジティブでないとダメってのがどうかなぁと思うんだ。

例えば朝、起きなければならない時間にどうしても起きられなかったとしよう。
それが原因で大切な会議に間に合わず、大きな契約を取り逃がして会社で問題になっちゃった・・・
サラリーマンを長くやっていればないこともない。

そんな時、ネガティブになって当たり前だよね。
だって、当然凹むし、会社に対して申し訳ないと思うし、それよりも自分の将来に不安を感じちゃう。
当たり前の感情だと思うよ。

ポジティブな人は、やってしまったことは申し訳ない!次がんばります!って切り替えて次にこの失敗を活かそうとする。
だから、この場で取り逃がした契約もきちんと決めてきたりもする。

なのに、それをポジティブでいなきゃいけない!と思っている人は
いやいや起きられなかったってことは仕方なかったんだよ。とか
ここで契約が決まらなかったほうがよかったんだよ!とか
こんな位の事で問題視するほうがどうなのよ!とかって自分を守る方に思考を持っていこうとすると、余計にどんどんネガティブなことが襲いかかってくる。

それでやっぱりアイツと自分は違うんだ・・・ってグジグジ悩んだりもする。

いやいやネガティブなのが悪いんじゃない。
切り替え方を間違っているんだよ。

ポジティブじゃなきゃいけない神話ってのが横行してて、空元気でもなんでもいいから元気そうに振る舞え!とか、これで良かったと思えとかっていうことをいう講師もいるようだけど、
自分を好きでいるために、自分ができなかったことはそれでいいと思えと教える人もいるようだけど、ホントにそれで救われてる?

落ち込んだっていいじゃん!どっぷり落ち込めばいい。
周りから見てどう声をかけていいかわからないくらい落ち込んでみよう。
でも、とっとと浮上するんだよ。
やってしまったことはなかったことにはできない。
一度失った信用はなかなか帰ってこない。
でもね、そのことを引きずっていつまでもグジグジしてたっていいことなんかなにもないんだよ。

ネガティブになるということは慎重になるということでもある。
きちんと考える・反省をするという一面もある。
いつもいつも楽観的には生きられない。

いいんだよ!それで。

手に入れなきゃいけないのは、エセポジティブ思考じゃなくて「切り替え力」だよ!

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