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へ音奏者への道その3

小学生の頃はいわゆる洋楽への興味も湧いてきた時期でもありまして、生涯初めて自分で買ったアルバムはカーペンターズの「A Song For You」。1971年くらいだった思います。なぜこれを買ったのかはよく覚えておりませんが、1枚しか持っていないLP盤をよく聴きました。なんせ当時はまだカセットデッキも無く、家具調のいわゆるステレオと呼んでいた大型コンポーネンツオーディオ、家に1台しかないので限られた時間で集中して聴いたもんです。メーカーは覚えてないけど、こんなやつ。

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懐かしいですね〜。今、このアルバム聴きながら記事を書いているのですが、なんといい音なのでしょう!同時期のビートルズやモータウンと比べてもバランス、音質ともに今に通じるハイファイ的なサウンドです。音楽的には、カレンの歌は今でもトップオブトップと思いますし、本人達による(と思うんですが)多重録音のハーモニーは凄過ぎ。分数コードやペダルノートなどモダンな要素満載のアレンジ、西海岸のレッキンクルー、オジーオズボーン、ハルブレイン、等の面々による演奏も完璧。特にミュートの効いたドラムのセパレーションは素晴らしい。いや、これはあらためて本当にすごいアルバムですね。


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