日曜のお楽しみ-BBC radio 4
私はAtheist(無神論、無宗教)を公にしていますが
日々のお供のBBC Radio 4が毎週日曜日に流す
Sunday worship(日曜礼拝?)をたまに聴いています
今の季節だとクリスマスにちなんだ特集など
お天気に恵まれない、暗いヨーロッパの微笑ましい試みを感じます
音楽コーナー?もあって、和む時間にもなります
週替わりでイギリス各地を巡りつつ、現地の教会やコミュニティーの紹介があり、説法(?)というのか、今週のお話があるのですが
実は、人前で話慣れている方々ばかりのせいか
時事問題に触れつつ、利他の心を込めて
雄弁に、かつ個人的にお話してくださる...
私はジーザスの話は文学や絵画を入り口に程度しか知らないのですが
同じ事件が起きたときに、こういう発想で、このような文脈から、一人一人が言葉を発していて、周囲の考え方に影響を与える可能性を含んでいるのだなぁ...と
毎回感心しております
そして、私のお仕事である映画や舞台芸術、特に演劇や音楽、ダンスでも実感するのが
この
「目先半径5メートルだけの、自分のことだけでなく、1人のちからだけでは変え難い環境や、さまざまな他人の事情や、誰も計り知れない、個人的な凸凹やアップダウンに、(多少なりとも)思いを馳せている人たちがいる」
ということ
音にして、言葉にして、実際に集っている人たちがいるよ
という事実
いろいろ斜めにうがってみることも当然できますが、わざわざ時間を作って、言葉にして、その場に、実際に身体を運んでいることは事実
イギリス各地のアクセントを聴くのも愉快です
お話される方ごとに、みな気持ちの流れが違い、とても興味深い。
例えば、犯罪問題で、怒るべきときに声を震わせて怒っていたBishop(司教)、痛快だったよ!
テーマに沿った、ご自身の過ちや至らなさの打ち明け話の部分で、言葉に詰まって数秒息遣いが聴こえてきたHoly father...
それぞれのお言葉選びに、生まれ育ってきた環境、おかれているお立場、知性など生活を感じます
強弱、トーン、緩急、リズムなど...
みなさん、それぞれで心地よく、興味深い...
あれっ?
ここが、もしかしたら
一番の教えなのかもしれません
そんな間接的な手法を実感する日曜です
今日のお写真はウィーン
愛すべき友夫婦が活躍する芸術の都の一つでもあります
サポーターのみなさま、ありがとうございます。一層、切磋琢磨していきます!お会いできるのを楽しみにしております