「ブラジ★たくと」の問題点
現在、大阪で社会人芸人として活動するのはこ氏の代表作に「ブラジ★たくと」というネタがある。
吹奏楽での演奏曲「ブラジル」に合わせて、箱乃高等学校の吹奏楽部顧問に扮したのはこ氏がフリップをめくりながらブラジルのウソ情報を発表するという内容である。
こちらのネタの評価は非常に高く、YouTubeでの再生回数はまもなく1000回を超える。
しかし「ブラジ★たくと」には、みすみす見逃せない極めて劣悪な問題点が多数存在する。
その問題点を指摘せず野放しにしてしまうと、のはこ氏のみならず大阪の社会人芸人、いやアマチュアお笑いに多大な悪影響を与えてしまうだろう。
私の周りにそれらの問題点を感じ取り指摘しようとした人間は1人も存在しない。もしかしたら全員それらに気付いていないのではないか。
今回はそのような人々にこの重大な問題を認識してもらうため、「ブラジ★たくと」に隠された問題点を紹介する。
これを読めば「ブラジ★たくと」及びのはこ氏を今までにない批判的な視点で見ることができるであろう。
それでは、順番に問題点を列挙していく。
①ウソしか言ってない
最悪である。これに尽きる。
お笑いはウソが存在することにより成立している。漫才やコントでも現実世界で起こりえない設定は掃いて捨てるほど存在するし、普通に生活していたら絶対口にすることのないような解説的なツッコミ台詞も多い。しかし、お笑いの場では観客はそれらを一旦「現実世界で起きているモノ」であると強引に解釈して不自然な事象を現実の枠内に収めることにより笑いが生まれている。
でも「ブラジ★たくと」は酷すぎる。
いくらなんでもウソすぎる。
ブラジルの国技が女バスな訳ない。
成人式が2回あったら市町村はどうやって予算を捻出するのだろうか。
「特別感が薄れるやろ」とかではない。
②指揮者にあるまじき服装のゆるさ
これも最悪である。
今年、世界的な指揮者である小澤征爾が亡くなった。小澤征爾は日本フィルハーモニー交響楽団に所属していたころ団体の財政難を救うため、昭和天皇に「皇族が我々のパトロンになってくれ」と直訴したエピソードでも知られる。
それに対して、のはこ氏が扮する指揮者はゆっるゆるすぎる。なんだあのちょっとオーバーサイズなセットアップは。
とってつけたようなワイシャツとネクタイ。
あんな格好で直訴できるものなんかねえよ。
小澤征悦に謝れ。征爾いないから征悦に謝れ。
③指揮棒が短すぎる
これまた最悪。
これは普通に持たなくて良い。
ちなみに小澤征爾は指揮棒を持たずに指揮することで有名である。この方が手が疲れず豊かな表現がやりやすいそうだ。
なので短い指揮棒なんか持ってたらカス指揮になる。ただただ手が疲れる無味乾燥なリズム取りになるだけ。クソメトロノーム。
④声が裏返りすぎてる
ボイトレしろ。
⑤さすがにウソすぎる
最悪。
なんでも焦がしてから食べる習慣?
嫌だろ。
あとブラジルの「イメージカラー」ってそもそもどういうウソだよ。緑か黄色だしそんなの大体国旗に左右されるだろ。
以上のように、「ブラジ★たくと」には看過できない最悪な要素が多数存在する「ウソすぎゆるゆるメトロノーム貧弱声ウソネタ」であることが分かっていただけたと思う。
そして、今回私はそんな諸悪の根源であるのはこ氏と直接対面するライブが行われる。
予定の合う方は是非来ていただきたいと思う。
「ブラジ★たくと」はこうあるべき。
【ライブ情報】
「おい薫(中略)、おいオカヤマ(中略)、お前らちょっとこっち来い」
4/7(日) 17:00〜18:00 @楽屋A
出演者:のはこ、無香ノ薫、オカヤマ
観覧:¥1,500(1drink付)
配信:無し(やから来た方がいい)
↓予約リンク↓
2024/04/10 追記
4/7に終演した喧嘩ライブですが、このたび配信が販売されることになりました。
現地でご覧になることができなかった方は是非ご検討ください。4/23(火)まで購入、閲覧可能です。
もう一度言いますが、「ブラジ★たくと」はこうあるべき。
※定点カメラのみの映像となります。ご了承ください。
↓配信リンク↓