マガジンのカバー画像

にゃんこ先生の猫でもわかる「音楽理論」和音②編

14
楽典の基礎を楽しく学べる「絵本感覚の音楽教本」にゃんこ先生の『和音②編』の記事のまとめです。 にゃんこ先生の音楽理論はTwitterで広まり、公式LINEの読者は1200人程にな…
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

「ディミニッシュ」ってどんなコード?

■3+3+3の積み重ね!?「ディミニッシュコード」って、メジャーやマイナーに比べて、馴染みが薄い…。 でも、あの怪しい響きの裏には、面白い特徴があるのです。 「ディミニッシュセブンス」 は、半音3+3+3(+3)の積み重ね! 「転回しても音の距離が変わらない」ので、3通りの組み合わせしか存在しません。 (=構成音が同じ3つのグループに分かれます。) ■2組の「トライトーン」を持つ不安定な響きである「トライトーン」(3全音=半音6つ)を何と2ペアも含みます。 同じく「

「オーグメント」ってどんなコード?

■4+4の積み重ね!?「ディミニッシュコードに続き、 不思議な響き「オーグメントコード」の面白い特徴に注目してみましょう。 オーグメントは、半音4+4(+4)の積み重ね! 「転回しても音の距離が変わらない」ので、4通りの組み合わせしか存在しません。 (=構成音が同じ4つのグループに分かれます。) ※黒鍵(派生音)の表記は位置を把握し易いよう#系に統一しました。 ■使用例のご紹介(「クリシェ」)コードの中の1音だけを半音(または全音)で移動する手法をクリシェと言います。

「主要3和音」で伴奏してみよう!

■【主要3和音】で伴奏してみよう!「コードって沢山あって、何から弾いてみたら良いんだろう…!」とお思いの方へ まずは、Key(調)の中で最も良く使われる=そのKeyの中心要素となって音楽を作る、【主要3和音】を弾いてみましょう。 まずはKey=Cから。 コードは弾いてみるのが、理解する一番の近道です。 ■3つの調で演奏して、移調も体験しよう!Key=C、G(♯1つ)、F(♭1つ)の「主要3和音」の基本形を使って「キラキラ星」を弾いてみました。 【主要3和音】は、スケー