2022年11月12日

作品を観て、それの良し悪しというよりそもそも自分の求めているものではないときにnot for meと言うけれど、それでいくと最近の私は、作品がどうかより手前で I'm not for this cultureという感じなんですたぶんという話を人とした。

私の側のチューニングがズレている。
という言い方をして、
そのズレを卑下していない。

出産を挟んで、自分のリアリティの起き位置が大きく変わってしまった。
小劇場文化(?)というフィールドに漠然と共有されているリアリティと、自分のリアリティがズレた。
私の生活の仕方、生存の仕方、時間やエネルギーの使い方は、このコミュニティにおける前提(標準?)とズレている。

前は小劇場を(その文化圏を)自分の場所だと感じていた。
その実感をよく覚えているから、私のチューニングがズレているという言い方をしてしまう。

今は、ここは私の場所ではないなと感じることが多い。
演劇、という広さならまだ完全に外れるわけではないはずと思うけど。

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