拝啓 加藤はいね様

岸田奈美さんの有料マガジンに登録しました記念。

岸田さんのテキストを初めて読んだのは、たしかブラデリスのnoteで、爆笑して読みながら、私は加藤はいね様の不在をとても寂しく思ったのだった。

岸田さんのプロフィールを見ればあたりまえのように、加藤はいね様の影響と賛辞が。
まあそうだろう。納得しかない。

伝説のブロガー、加藤はいね。
そのスタイルは、ブログの一般的な流行以前のテキストサイトを彷彿とさせる。
ちゆ12才とか。かとゆー家とか。うわなつかし。
いまでもそういう空気があるのって…DPZ?
(いや、DPZも大好きですよ。今も)

さすがにネタだろうと思うこともあったが、そのネタの完成度の高さが尋常ではなかった、加藤はいね様のブログ。
忘れられないエピソードは数知れず。
加藤イクラリエとか。「頭の手術よー!」とか。
しかしながら、そういった爆笑を誘うテキストの影にあった、佐藤(氏)に対する思いを綴った隠れブログが特に好きだった。
佐藤(氏)のご成婚の際のそれには、胸か抉られるような心持ちがした。
それでも書かずにいられない。
血を吐くような文章。
尊敬とか、畏怖とか、もろもろ。
彼女が佐藤(氏)の幸福を祈るのならば、私は加藤はいね様の幸福を祈りたいと思ったのだった。

そんな加藤はいね様のブログの最終更新は3年前。
看護士であられるはいね様は、主任になられる、という話のあと、更新が途切れた。
忙しかったり、いろいろあるのかもしれない。
看護士として、新たなステージで頑張っておられるのかもしれない。

いずれにしても、私は更新が途絶えた今でも、時々はいね様のことを思い出しては、彼女の幸せを祈ったりしているのです。

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