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カレーリーフの苗がやってきた!

さてさて、私に「カレーリーフを植えませんか?」と持ちかけた「怪しいおぢさん」こと沼尻さん。
私がカレーリーフに興味を示したとみるや、料理を送ってくるし、自分でも作ってみてくださいと、スパイス類を小分けにしたBOXも送ってきました(笑)
その中には嗅いだこともない強烈な匂いのヒングや、黒い塊のタマリンド、小粒で硬いフェヌグリーク。
見たことない品々です。それもまだスパイスカレーなんてブームの兆しも無い20年以上前のことです。
レシピの本とかも教えてもらって、自分でもネットで調べて買ったりして、見様見真似で作ったりもしてみました。
当時は、南インド料理の本も少なかったので、中々大変でした。
作ってみて、ダールや、トーレン、クトゥーはとても美味しく、今でも私のお気に入りです。
そんな感じで沼尻さんの「南インド料理沼」に引き摺り込まれました(笑)
私、ちょろい(苦笑)

当時はこの本を参考にしてました


こんな風に過ごしていたら、大きな箱が我が家にやってきました。
そう、カレーリーフの苗が沼尻さんから送られてきたのです。
ネットの園芸業者からやってきたカレーリーフの苗は確か8本だったと思います。
いろんな条件を試してみなくてはと、1本は家の庭に。残りは大湿帯(おおしったい)の山の中の畑のいろんな場所に。2本は出荷小屋脇の大きな木が茂ってる斜面近くに。残り5本は元々みかんの苗を植える予定で開けていた畑の場所にと植えてみました。
2002年に入って、暖かくなった頃だったと思います。
家族には、こんなもの植えてって、邪魔なんですけど!って言われてたなぁー(苦笑)

1本はその年の寒さに耐えられなかったのか、枯れてしまったのですが、残りの7本は20年以上経った今でも元気に育っています。

木の成長が、最初の2、3年は結構遅く、定期的に沼尻さんからまだ葉っぱ取れそうじゃ無いですか?と催促もあった記憶でしたが、私としてはもう少し木が大きくなってからと、葉っぱをとっても次々に芽が出るようになるまでって待ってもらいました。
何せ、初めての植物ですから、1年目に枯れた経験もありとても慎重に育てていた記憶です。
こうやって、私のカレーリーフ栽培農家がスタートしたわけです。

続く

当時もこんな感じで苗を植えました。
コレは昨年、新しい畑に植えた苗

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