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習うより慣れろ

どんどんと着物の沼にハマって行く私。

もともとコレクター癖があり、布が好き、派手な柄が好き。。。と、もうコレでもか!というくらいにハマる要素を持っていたことも手伝い、着物の虜になっておりました(笑)

とはいえ。。。
私は「着付けの資格が欲しい」とか、「呉服屋に就職したい」とか、そういう気持ちは皆無で。

とにかく、好きなものを身に纏いたい、という気持ちだけで突き進んでいました。

着付教室に通うほどの余裕もなく、YouTubeの動画や本でなんとなくの着つけ手順や、着物の知識をかじり、実際の着付は市のコミュニティセンターに登録されている着物サークルに参加することで覚えていきました。

その頃に取り組んだのが、とにかく着物を着る回数を増やすこと。

ある日、いつものようにリサイクルの着物を扱うお気に入りのお店へウィンドウショッピングに出かけました。

自分はまだまだ、着付けも下手だし(とはいえ、今もそんなに素晴らしい着付けではありません。)着ておでかけするという域には達していない〜 というようなことを店員さんにお話ししていたところ、その場にいたお客様の一人の方から声をかけられました。
その方が、イベントのフライヤー(チラシ)を配っていたのです。

そのイベントが キモノジャック でした。

思い思いの着物を着た着物好きさんが集合場所に集まって写真を撮る、という集まり。

そのイベントの主催メンバーさんのおひとりが、フライヤーを手渡してくださったのです。

なにぶん、まだ綺麗に着られないというコンプレックスもあり、『まだまだ着て出かけるということにチャレンジするのは勇気が~』というようなことを話していたところに、フライヤーを手渡され。。。

「着物はね、どんどん着て出かけるのが上達のコツなのよ」と仰られました。

着る回数を増やすことで手が慣れるし、上達する というようなことをお話しされました。

その言葉を聞いてから、自分なりに、着る回数を増やしてみました。
たとえ出かけなくても、家の中で、着て、脱いでを繰り返せば、手が慣れる。。。
そう思って、一か月に三回は着よう!と目標を立て、チャレンジしました。

これが、結構、役に立ちました。

本当に、手が慣れてくる。
最初は一時間以上(!)もかかっていた着付けの時間が、どんどん短縮していったのです。

実体験に基づく話。
嘘のような本当の話。

習うより慣れろって、本当だ!と実感しました。

そして、下手でも着物を着て出かけると世界も広がるんです。

フライヤーを頂き、勇気ももらったので、下手なりに着付けてイベントに参加してみることにしました。

まず、様々な着物を見ることが出来て楽しい!
人の着姿を見ることで勉強になる。
情報交換もできる!

ここまでの記事を読んでくださった方で、察しの良い方は薄々お気づきかと思いますが、私。。。陰キャです(笑)

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和モノが大好きな私。 とあるファッション誌で目にしたアンティーク着物に憧れて、独学で着物の着方を覚え、着始めて10年ちょっとが経ちました。…

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