いての月

月はそれぞれ、独自のリズムを刻んでいます。
前に人間の臓器には「月」がみんな入っているって書きました。
そして、それぞれ認識はできないけれども、
確実にわたしたちの身体を動かす働きをしてくれています。

わたしたちはその臓器達の意識は理解できません。
心臓がどうやって動いているのか、肺はどんなふうに動くのか、
資料を見ればわかるかもしれませんが、
わたしは歩くぞ、と意識すれば、身体の外についている足を動かせるのに、
心臓を止めるぞ、と思っても止められません。
中にはできる稀有な方もいるかもしれませんが。
理解できないというか、月たちを意識して動かすことはできないんですよね。彼らは彼らのリズムで生きています。

生まれてからすぐ発達する月はこれと同じで、知らず知らずのうちに成長していきます。
よく子どもの頃の生活や習慣や環境によって、大人になって不具合が、、、みたいなことを言われますが、それもそのはず、
意識できないまま、それは発達するからです。

でも、安心してください。身体の臓器がそうであるように、必ず、サインを出してくれます。それを見逃さないように、拾い上げてあげれば、不具合は治せます。
月は普通とは異なる方法で、わたしたちにサインを送ってくれています。

月は「感情」と言われます。
そうこれです。これ。
「嫌だな」とか「嬉しいな」とかそういうの。
感情に蓋をする必要はありません。
マイナスだろうとプラスだろうと、その感情はあなたの感情です。
あなたの中にある月なんです。
あるんです。それがね。
それにOKを出してあげていいんです。
「くっそやろう!」って思ったら、それでいいんです。

で、それでおしまい。なんです。
感情だから、実態がないんです。
でもね、見えないところにあるんです。
それを認めてあげたらそれでおしまい。
別にその後何もしなくていいんです。
くっそやろうって思ったら、それでおしまい。
その後、どうしようとも思わなくていいんです。

心臓を止めたいって思っても止められないように、感情を止める必要はありません。
感情は止めなくてよくて、マイナスもプラスもみんな素敵なあなたの月です。
不具合って書きましたが、それは不具合なんかではなく、あなたの一部です。
マイナス感情は不具合で、わたしの一部じゃダメって思う必要はなし。
実態はないんです。見えないけどあなたの中にあるだけ。だから、安心してそのマイナスの感情を認めていいんです。



さて、本題のいての月。
いてサインは元気ですね。やる気というかパワーがある。
動きがあります。
そして、動きに目的があるんです。
「コレコレのためにこれをするんだ」っていうね。

自分の思い描く目標に向かって、行動をします。
ただね、それが危なっかしいことも多々あるのよ。
正義感も強いだろうしね、わかるんだけど、
やりすぎでは?みたいな。

でも、それでいいんですよね。
いての月は、正義のヒーローやヒロインです。
地球が滅亡の淵に立たされても、いて月流のやり方で救い出せると信じているようなこどもです。
周囲に凹まされても、必ず立ち上がる不死鳥のような強さを持っています。

いい方に出ればね、、、
そうなんですよ。子どもだから、社会性が育っていないので、
なかなかいい感じにそれが出るとは限らない。

でも、保護者の方はそれがその子の学びだと思う方が楽かなと。
いて月の目指すゴールは、これまでに存在していないゴールを目指すのだから、他の人が認識することなんてできないですからね。子どもだから予想はできるかもな。
そのゴールを微笑ましく、一緒に見られるようになるといいですよね。

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