かにの月

よく考えたら(考えなくてもだけど)、月は子どもをもちろん示すけど、
お母さんにとっても「月」はとても大事なんですよ。
というより、月経がある方は、リズムが月になりますので(月経の周期と月の満ち欠けの周期はリンクする)、とても大事なんですよ!

月というのは、地球の衛星で地球にくっつきながら、海の満ち引きに影響を及ぼしているようなので、小さいけどとてもすごい存在です。
女性は海、なんて言われたりしますが、そらね、という感じです。

カレンダーは「太陽」のリズムが強くて、12の月のリズムはかなり微妙ではあるんですが(太陽星座で分けたらよろしいやん、思う。自分の太陽サインとカレンダーのリズムが同じだとね、サタンリターンとかも顕在化しやすいよ。)、1年365日・1日24時間の区切りは間違いなく、太陽のリズムでしょ。そうするとね、太陽サインが苦手な人はなかなか社会に馴染めない。現状を考えると、太陽は使えた方が楽は楽だと思う。

月のサインは感情(水)を動かすサイン。
太陽のサインは自身(土)を動かすサイン。とも言えるかな。


さて、今回は、その月の中でも最も月と親和性がある、かにサインの月の紹介です。
前回のふたごの月の時もそんなこと書きましたが、月はふたごとかにの間にあるようなものなんです。
12サインには支配星があって、かにサインの支配星は「月」。ふたごの支配星は「水星」です。
だから、どちらも「子ども」に関連しているし、なんなら、月から水星期の子ども時代の移行期間を考えたら、わたしのような感覚になるのも当然かな、と思います。

さて、かにサインの月ですが、水のエレメントになります。
水エレメントは、蠍と魚もそうなのですが、いずれもとても優しい子どもです。その中でもかにサインの子は、家族や身近な人が大好きで、その人たちと常に一緒にいることを大切にします。
また、どの水エレメントにも言えることですが、底なし沼のように、感情が底の底に落ちていくことがあります。かには比較的それが浅いですが(蠍が最も深い)、それでも周囲からは、心の奥の黒い渦を感じることがあるかもしれません。気づかないうちに、泣いている、という感じです。

月の光っている面は見えるけど、裏側は見えない。

強そうに見えるけど、とても繊細。優しいけど、自分がしっかりある。そんな感じです。
かにサインはそれが適度にあって、お母さんとしては、とても扱いやすい子どもだと思います。
いいこだし、みんなと仲良くできるし、、、
注意したいのは、書いた通り、知らないうちに泣いているようなことがある、ということです。
泣いている(怖がっている・怒っている)のが、なぜなのかよくわからないことがあるんです。
それは、小さな小さなこと。でも、そこ子にとってはとても悲しいこと。

ママが後でねって言ったのに、忘れちゃってた。
お友達にちょっと否定された。
周囲がたいしたことないと思っても、その子の中ではとても重要な悩みがあるんです。
しかもそれに関連性がない。
この前は、これでひどく落ち込んだのに、今は大丈夫とか。

月の満ち欠けのように、この時は満ちているけど、この時は欠けている。
そんな感じで、「大丈夫」の許容範囲もその時々で違います。
それでも、それが小さくて見えにくいので(子ども本人は大きいと思います)、お母さんは「?」マークがつくこともあるかもです。


かにサインの子は、毎日、お母さんとの決まったスキンシップがあると、とてもいいと思います。
朝起きたらぎゅーってする。
寝る前に必ず、おやすみって頭をなでなでする。
言葉もいいですが、身体で表現して包み込んであげるととてもいいと思います。
子どもの中の、水(感情)が、溢れない、コントロールできなくならないように、お母さんが身体で支えてあげるという行為が、自然に表現されているからです。

かにサインの女の子も男の子も、見た目が、とってもとっても可愛いと思います。
お母さんの癒しかも。
大切に大切に育ててあげられるといいなあ、と思います。



次回は、獅子サインの月を紹介します。

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