牡羊の月

よく、子どもは太陽の子とか、風の子とか言われたりします。
占星術だと月の発達期間は0−7歳頃。そうなると月の子とも言える感じがします。
結局、子どもはなんでも持っているんだと思います。
太陽(火)のような明るさ・軽快さ、
風のような身軽さ・自由さ
月のような、美しさ・不完全さ
・・・
書かなかったエレメントの土だって水だって、それと同じようなものは持っています。
子どもはどろんこ遊びや水遊びが例外なく大好きですからね。
「手が汚れちゃう」とか「水に顔がつけられない」とか言ったりしますが、
さっきまでの怖いはどこへやら、遊び始めたら、どこまでも彼らと一体化して喜び合います。

きっと、子どもというのは不完全(肉体)だからこそ、完全(見えない世界とのつながり)で、大人が変に先回りをしなくても、自然が活かしてくれるんだろうと思います。

昨今は、幼児虐待などの悲しい報道も後を立ちませんが、できることならば、子どもたちに対し、虐待をしてしまう側が、それに気がついて、大人が子どもをコントロールするのではなく、子ども自らの生きる力を活かす・引き出すという流れを作り出してくれることを願います。

ほっといたら、自然に大人になる、ということではなくて、
文字通りほっといとら、それはネグレクトで、それもまた虐待ですから。
そうではなくて、自分の意のままにコントロール(虐待)しようとするのではなく、子どもを観察して、必要な環境(衣食住)を整える、ということだけで、いいんだと思います。子どもはその中から自由に必要な要素を使っていくと思います。
もちろん ”言うは易し” ですけれどもね、、、。
書いているわたしもできているかは、わかりません。。。


さて、今回は牡羊の月の紹介です。
牡羊サインの月を持つ、保護者の皆様、大変おつかれ様です。
月の12サイン中、最も危なかしいのが、牡羊サインだと思っています。
双子もたいがいやな、とは思うのですが、
パワーの面を考えたら、牡羊サインが間違いなく、一番大変だと思います。

「俺、これする」
と言ったそばから、違うことしてるし。
これするんじゃなかったん?
本人は「これ」って言ったけれどもね、本人、それが上手に伝えられないんですよね。
本人の中では伝えているつもりでも、周囲にはそれがさっぱり伝わっていない。もしくは伝えることすらしません。

「やりたい」そう思ったら、そのまま突っ込みます。
危ないことでもね。あまりにすぐ動くから、こちらも対処のしようがない。
そして、子どもなのにパワーがあるんですよ。止めらんないの。
しかも、そのやりたいこと、長続きしないのよね。

牡羊サインの月は
「やりたい」「素敵」って思えることが、一番のいいところ。
だから、見つけられたことだけで、完成なんです。
続く必要なし。

そして、見てて思うのが(子どもって守られいるな、って思うんですが)、
子どもが突発的に何かをしでかした時って、保護者や周りの大人が気づく前にしてしまった時には、大いなる見えない何かが守ってくれてる。

お友達のものを奪って逃げた時、なぜか自分の持ち物がドブに落ちたりとかね、、、。
まるで、天が、「今のはいかんよ、いいって思っても、しちゃいかんよ」って、身体を使って覚えるように導いてくれているかのよう。。。
まあ、これはわたしの都合のいい解釈でもあるんですが。
でも、このくらいの心持ちで見守れた方が、安心できるのでは、と、本気で思っております。

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