山羊の月

占星術において、月はかにサインのルーラー(支配星)をしています。
月はかにサインが本拠地ともいえ、月はそこやそのそばの方が心地がいい、とも言われたります。
かにサインの対局にあたる山羊サイン。場合によっては、月が一番心ぼそい場所なのかもしれません。今回はその山羊サインの月の紹介です。

何を隠そう、わたしは月が山羊です。
夫も山羊サインで、子どもの頃の話を聞くと、わたしと夫で山羊サインの特徴が出ているなあと思うことがありました。
子どもなのに大人のようなことができるんです。

夫は幼稚園に一人で通っていたそうです。
車の多く通る大通りを歩いて、信号を渡って。帰りも一人。
幼稚園なので5歳からですが、なかなかに大人です。

わたし自身も、年長の頃、スイミングスクールへの通いを一人でしたことがあったそうです。片道20分のバス停までの道のりを一人で歩いて、バスを待ち、バスに乗ってスイミングスクールへ出かける。そしてまた同じように帰ってくる。
わたしは全く覚えていませんが、母が教えてくれました。
冬の雪の日、妹が風邪をひいてしまい、連れて行くことができないので、わたしが一人で行くことになったらしいです。
わたしもなかなかに大人です。

これが山羊の月です。
一人であらかたなんでもできます。
子どもじゃなくて大人と一緒の扱いになります。
マナーも生活もしっかりできるし、いうことも聞く。

月山羊のお子さんを持つ方が注意したいのは、それでもやはり子どもは子どもなんだということ。

おおよそ、子どもらしくない子どもですが、子どもなんです。
できるからといってほっておくと、後で大変なのが、山羊月の子どもです。
もちろん、問題が出た時に対応するパターンでいいと思います。
その時に、なんであんなにいいこだったのに、じゃなくて、
大人扱いしていた部分を振り返って子どもをさせてあげること。

山羊の月は「文句言っちゃだめ」「ちゃんとしなきゃダメ」って自分に常に言い聞かせています。
いっぱい我慢もしています。だって、社会性が一番高い子どもだから。
でも、本当はあれがしたい、これがしたいもあるし、
わがままだって言いたいことがあります。
その時は出なくても、それが後から出てくることがあるんです。

で、対応しなくても、それを聞いてあげるだけでいいです。
それで山羊月は十分です。
気持ち(感情)があったことが認められたらそれでいいんです。
わがままをして、相手を動かす気はないんです。相手が困ることは嫌なんです。
わがままがいいたかっただけ。何かがうまくいかなかった時にね。(子どもでしょ?)
それだけなんですね。

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