獅子の月

月って見えない部分があるんですよ。
でも機能(役割)はちゃんと果たしている。
占星術師のマドモアゼル愛先生は、それを「月の欠損」とよんでいるのかなと、思ったりしています。

お月様は、地球から見える面と見えない面があるし、
それに満ち欠けもする。そこにあるのに、見ることはできなかったり、
スポットライトがないと見えにくくなってしまうものってこと。

身体の臓器には、ほぼもれなく「月」の漢字がハマっているけど、
心臓・腎臓・肝臓・肺、、、
みんな外側からは見えないけど、内側ではしっかりと機能を果たしてくれている。
お腹を開けて(手術)、スポットライトを当てれば、それを見ることはできるかもしれないけど、それは部分的。
お母さんのお腹にいる赤ちゃん=胎児は、それともろにシンクロする。
中にいることはわかっているのに、見えない。
裏側はあるのに見えない。

お母さんと赤ちゃん(こども)は、月そのものなんだよね。
地球にいると月の裏側は見えないけど、きっと表とは違う裏があって、
ちゃんと地球外から見たら、何かの機能を果たしてくれている。

だから、月は欠損ではあるけれど、その欠損は表から見たら見えないから、わからないから欠けているように感じてしまうけど、
わたしではない、裏から見える誰かが裏から見たら、わたしの知らない機能を果たしてくれているだけなんだと思う。そして、それは確実に、自分は知らないけど、自分を動かす機能の一部になっている。

月は、内と外をつなぐもの。
身体の内側の機能と見た目。
地球と宇宙の間にあるもの。地球の行けない領域に月は少しかもだけど、行ける。
欠損の部分の機能を信じて、つまりできないことは他人に預けて、生きているのが子ども(お母さん)たちなんだろうな。


さて、今回は獅子サインの月です。
火のエレメントのサインですね。
これまでと様子がガラッと変わります。
強烈なアピールを放つ子だろうな。

獅子サインは無邪気です。
自分は愛されているという自信に満ち溢れている。
毎日が楽しくて、いつも楽しそうにしていると思います。
あまりに、意志が強すぎて、お友達を子分みたいにしちゃう子もいるかもね。
そのうち、子分の子にも、「わがままで嫌い」なんて言われちゃったりして。
でも、心配ない。わがままだけど、基本はネチネチしていないから、そのままほっといてもいい。
ただ、その時は、ヨシヨシと慰めてあげれば良い。

獅子の自信は、誰かに火をくべてもらうことで、立ち直るのではなく、
自分自身が自分の火を再度認識することで、立ち直るので、
見守ってあげて大丈夫。
インパクトが強かった時は、火を再度燃やすまで時間がかかるけど、
自分で火を持っている獅子の月は自分で火をつけます。

人は必ず、火(光)を必要とします。
もちろん、暗くてしっとりした空間で落ち着くのも大好きですが、
明るく暖かい場所ももちろん大好き!
ちょっとわがままで、横暴!?なことがあっても、
明るく楽しそうな獅子の月の子と、結局遊びたくなるんです。

獅子の月をもつ子どもも、子どもらしい子ども。
人と遊ぶのが大好きで、自分のことも、お友達もパパもママもだーいすき。
わがままなのが、玉に瑕。
月の時期らしく、それに波があるけれど、その波すらも、
世界で機能している意味がある。

人のために動くのが嫌いではないので、
お手伝いや自分のことも、声かけ次第でしっかりやってくれる。
基本、自分でなんでもやりたがるので、
これは自分でやることなんだよ、と教えてあげれば、
そうか、と理解していい子にしてくれると思います。


次回は、乙女の月です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?