ふたごの月

子どもは「月」と、占星術では言われたりしますが、
月を理解する上で、太陽と比較するやり方を使うと、とても理解しやすいです。

地球で見ていると、月は毎日形を変え、満ち欠けを繰り返しています。
太陽は大きさは変わりますが、形は変わりません。
月は出てくるところが日によって違います。昨日は家のこの窓から見えたのに、今日はちっとも見えない。という感じで、今日はここだから明日は、、、というような推測がつきにくいです。
太陽は東から登って西に沈みます。少しづつ、顔を出す位置はずれますが、予測は非常につきやすいです。
月は肉眼で見ても大丈夫ですが、太陽は肉眼で見ると、目が潰れます。新芽は月の光で発芽します。太陽光では強すぎるようです。
月は衛星で地球の周りをまわっています。太陽は恒星で、太陽系の中心です。

こんな感じで、子ども=月というのは、ちゃんと見ていても、予想がつきにくくて、完璧に見えたり、欠けていたり、、する存在です。
誰かの周囲にくっついていないと、生きていけなくて、
ただ新芽を発芽させる光を持っていることから、とても重要な存在なんだろうな、と思います。

そんな月ですが、サインによっても随分違います。
子どもの月サインを理解すると、お母さんは心配が減ると思います。
その子の性質を受け入れやすくなるからです。
今回は、風エレメントの ふたごサインの月から始めたいと思います。


ふたごサインの月は、とってもとっても子どもらしいです。
ええ!なにをしでかすか、大人がわかったもんじゃありません。
「何あれ?」と思ったら、足が勝手に動いています。
制止なんて関係ありません。興味があるものに対しての瞬発力が半端ありません。
好きなものではないんです。
興味のあるもの、面白そうなもの、
動くもの、不思議なもの、音が出るもの、
手当たり次第興味を持ちます。
こんなところにこんなのが!みたいなことは日常茶飯事。

手当たり次第、というのがポイントで、興味を持っても長続きしないんです。風エレメントらしく、執着しない。
言葉だって、意味がわかって使っているというよりは、面白がって言葉を発します。自分の感情や欲しいものを伝えるために言葉を発するというよりは、言葉のやり取りそのものが面白くて、それがエキサイティングな遊びなんです。

子:バッカやろー、母:コラー、子:あっかんべー、母:ゴルらああー
(ママがおかしな言葉使っておもしろーい)
何言ったって、面白いから、やめません。
正しいことを言って納得してもらうより、飽きるのを待つ方が早いです。
やめて欲しい時、こっちから悪いことに乗ったりした方が、急に興味が冷めてくれるパターンもあるかもしれません。

そもそも、ふたごサインは「いいこと・悪いこと」の判断基準がほぼない、と思っていていいと思います。
あるのは、面白いか面白くないか、それだけです。
危険なことを、平気でやってのけることが、ふたごサインの特徴です。
子にもよるかもしれませんが、嘘を平気でつけると思います。



わたしの子どもに月・ふたごサインがいたらどうするかなーって考えると、、、

タブレットとか電子機器で、自分のアクションに対し、何かを返してくれるものを与えるかな。興味がポンポン映るから、ものだと無限に増えちゃうので、電子系が便利だな、と。

ただ、自分で終わりを決めるなど区切ることが苦手なので、ゲームなどのやりすぎは禁物。ハマったら出てこれない。永遠に違うゲームができちゃうから。
1時間経ったら、自動で電源OFFとか、そういう設定にすることは必要。1時間経ったら消えるというゲームなんです、という風にして、時間内に好きなことをするというミッションに遊びに変えてしまう方が安全かなと。

基本、月の発達域の時期は身体は強くないと思うので、体調管理はしっかりするかな。食欲も旺盛ではないと思うので、バランス見てあげるかな。
偏食の可能性もあるし、まあ、食べてくれればラッキーって気楽に構えるかも。

あと、その子本人をよく見ないと、難しいけど、
さっさと一人の部屋で寝かせるかも。
誰かに自分をコントロールされるのが苦手だと思うので、一人で好きにできるような空間を用意してあげると思います。

ふたごって二面性があると言われるんですよ。
ダークサイドがある。
どっちもその子自身なんですけど、その差にびっくりするかも。
お母さんも子を全く気にしないひとときが毎日一定時間ある方が、精神的には安定できるような気がします。


次回は 蟹サインの月を紹介します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?