お母さんっていいものよ

この記事で書いた

(辛口でごめんなさい。でもね、子どもがご飯を嫌がる、ってそれは行政に訴えることではない。すでに市や地域の相談員さんがいる。
乳児期の子どもは可愛い、平日もお父さんが見られるといいのに、ってね、うん。多くの組織は男性の育休取得に完全に動いているよ。ちゃんと解決に向かって動いてる。組織に直談判してみてください。)

わたしが少し辛口を書いた、これで伝えたかったのは、
みんなが少しずつ、身近な誰かのことを大切にしようねってことが言いたかったんだよね。

幸せってさあ、遠くの誰かがいい成績を取ること(アスリートの活躍みたいな)も大事だけど、
身近な人が喜んでくれたり、優しくしてくれたことに「気づける」ってことが、とても大切な幸せの一つなんだと思うんだよ。

子どもがご飯を嫌いっていうことは、
一国の総理大臣に解決をしてもらうことではなくて、身近な誰かにお話しして「それは大変だね」って共感をもらって、一緒にどうしたらいいか考えて解決してもらうことが必要なんだと思うんだ。

それを一人ひとりが疎かにしてしまっていたからこそ、ここまで行政が介入してきているということでもあると思っているけどね。


少し長くなるけど、自分の話を書きますね。

図書館に本を借りに行ったんです。
息子に選んでねっていったんだけど、選べなかったから、じゃあ、今回は借りないねって約束して。

でも、家に帰って、わたしが本を読んでいると、「ねえ、僕の本は?」って聞くんです。「借りなかったよ」っていうと、
息子の目から涙がポトリと落ちました。
「じゃあ、明日借りに行こうか」というと「うん。」と言いました。

翌日、図書館で絵本を3冊借りました。
息子は車の中で一冊読む、といって楽しそうに見ていました。
いつも寝る前に本を読むのですが、借りてきた本を一冊読むことも、とても楽しみにしていました。

寝る時間になって、一緒に本を読みました。
いつもより寝る時間が遅くなってしまいました。
とても楽しかったみたいで、いつもより長めの本読みタイムになったからです。
ベッドで横になってしばらくするとパパが帰ってきました。
今時期は暑いので、ドアを開けているため、帰ってくると音でわかるんです。
「パパだ」と息子は気づき、このままだと興奮して寝ないので、「パパのところに行ってきていいよ」と伝えると、タタターと走っていきました。

少し抱っこしてもらって落ち着いて、さあ寝よう、と。
しばらくすると、息子がモゾモゾしだしました。
「鼻血が出たかも」
保育園でも鼻血が出たそうで、鼻にティッシュを当てると赤い。
鼻血が出ています。
おさえてあげて「大丈夫・大丈夫」ってゆっくり声をかけて、、、
しばらくしたら止まりました。

今何時だろう?かなり遅いよな、とフッと気がつきます。
「早く寝なきゃね」と息子にいって、また横になります。
なんですけど、早く寝なきゃと焦りが出ているのが自分でもわかります。
子どもってお母さんの心理状態に敏感ですよね。
わたしが焦ると子どもが、、、と思っていると、

子どもがわたしの身体をトントンしてくれました。
わたしは何も言っていないのに。
それにハッとしました。
ああ、わたしゃ寝なくても大丈夫。わたしが焦っているのは、子どもが寝ないと、明日の保育園に行く時間に間に合わないかもとか、そうなると仕事が、とか、そういった大人の都合で、早く寝なきゃって思っているって。

子どもに「ありがとう」って言って、
今度はわたしが息子の手を撫でてあげました。
そしたら、スーッと息子は眠りにつきました。


朝起きて、ご飯を食べている時、
息子に「トントン、とても気持ちよかったよ。ママが心配していたからトントンしてくれたの?」って聞いたら「うん」って答えてくれました。
「ありがとう」って言ったら、嬉しそうにニコッとしました。

子どもは本当に一番上手に人を愛するよ。



ねえ、これを聞いたら、子どもが欲しいな、わたしも産みたいな
ってならないかなあ。
政府がお金を出してくれるから、子どもを産むんじゃなくて、
子どもが産みたいんじゃーって心底思って、そうなるのが、一番自然なことだと思うんだ。

これから、番外編の恋愛模様を書くけれど、
少しずつでいいから、多くの女性が性や結婚や子育てに対する、塊を溶かして、前向きに子どもを産みたいなって思ってもらえるといいなあと思います。

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