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ドージャ・キャットに惚れた私、          これからは彼女を手本に?

「私が欲しいなら、何でそう言わないの?」
大きなお尻を右左に振りながら、これでもかと
言わんばかりの熱い視線と動きで自分の
「女」を一切の遠慮なしに表現する、ぶつける。
「好きになって、愛して、欲しがって、
奪って、盗んで」。

アメリカ人女性ラッパー「ドージャ・キャット」
本名アマラ・ラトナ・ザンダイル・ドラミニの
MVを見て、その衣装、100%ポジティブに
心と体で相手を求める歌を聞いて、一遍でファンに
なった。女声のラップが心に響いてくるのは初めて。
なぜだろう。

ロスアンジェルス生まれ育ちの27歳。シンガーソング
・ライターでもあり、16歳でデビューして以来、
渡辺直美や、大物女性アーティストらとのコラボなど
精力的に活動。マドンナとレイディガガを合わせたよう
だとも評され、今年のグラミー賞候補にもあがった。
「私は黒人、家族の半分は南アフリカ出身で、そのことを
誇りに思っている」とインタビューで述べている。
そういえば、マドンナもレイディガガも白人だ。

ひと昔前なら口にするのははばかれた
FUCK, PUSSY、BITCH。でも彼女にかかると自然に
聞こえる。そうした歌詞や歌っている姿には
本来女性の要素ではないとされて来た勇ましさ、
強い信念、自信、支配力さえ感じる。

ドージャ・キャットの年齢の頃の私は、
何が何でも男に頼らない自立した女でありたいと
髪はショート、ノーメイク、スカートやワンピースは
タンスの奥にしまったまま。
14歳から20歳まで暮らしたNYで学んだこと
だったが、それも自分を柵で囲むことだったと今は想う。   

あれから30年、ドージャ・キャットを見て、
時代は変わったと思った。私は「男らしい」を否定的な
意味で使うこともある。女の腐ったような男?
桃が腐ったようなメロンと同じで意味をなさない。
尻軽女?道徳のダブルスタンダードにFUCK。

さあ、これからの人生どうするか。
四肢が固まる持病を呪い続けるのか
思い切って「BITCH」 になるか。
さあ、どうする?BABY

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