ホワイトリリー

1/16のバースデーカラー ; ホワイトリリー

・1月16日の誕生色; ホワイトリリー
・色言葉;大胆・想像力・信念
・パーソナリティ:自然を愛する実践家

白百合の色に由来したわずかに黄色みの白です。
色名としては「リリー・ホワイト」(百合の白)という表記が用いられることも多い色です。
白百合色は、古くからの伝統色ではなく、明治以降に西洋から伝わった色名「リリー・ホワイト」の訳語といわれています。

私は西洋絵画がとても好きで、美術館にも足を運びます。
聖母マリアに関する絵画には白百合が描かれることが多いのですが、これは白百合が聖母マリアの象徴だからです。
レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知では、聖母マリアに処女懐胎のお告げを告げる天使ガブリエルが白百合を持っています。
白百合は、聖母マリアの純潔の象徴として描かれています。
純潔の象徴であるため、白百合はオシベを描かないのがルールなのですが、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵にはオシベが描かれています。
見たままにその物を描くレオナルドらしいと個人的に思います。

また、色としても聖母マリアを象徴する色があります。
それは赤と青です。
聖母マリアの絵画では、マリア様は、赤(衣服)と青(マント)の服を着ています。
今、ご紹介したレオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知もそうですし、ミケランジェロの最後の審判、ボッティチェリの聖母子像等、数え上げたらきりがありません。
聖母マリアが身につける赤は神の慈愛を示し、青は天の真実を意味します。
ちなみにクリスマスカラーである赤も神の慈愛を象徴しています。
そのほかにも、洗礼者ヨハネは毛皮の衣服、細長い十字架等の象徴があります。
キリスト教の絵画には、こういったルールがあり、それを知ると絵画鑑賞がとても楽しくなりますよ。

話を戻し、白百合といえば、思い浮かぶのはカサブランカ。
そして、映画カサブランカの主演女優のイングリッド・バーグマン。
色から女性のイメージを連想するのも楽しいです。

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