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3/1のバースデーカラー;一斤染

・3月1日の誕生色;一斤染(いっこんぞめ)
・色言葉;責任感・気配り・優しさ
・パーソナリティ:人を活気づけてくれる元気者

この色を一目見た時の印象は、かわいい色。
日本の伝統色のひとつです。

一斤染は紅花で染める薄い色をいいます。
この色名は平安時代に出てきました。
紅系の色は紅花で染めますが、濃い色はたくさんの紅花が必要で一般の人には高価な手に届かない色でした。
紅色は一般の人には着用を許されない禁色でした。

一斤染の一斤は、一般には二反の絹布を染めるのにわずか一斤(約600グラム)の紅花を使う淡い紅色だけが許されたことに由来しています。

草木染は、枝や根などを煮出して染めることが多く、花で染めるものはほとんどありません。
紅花は花で染めることができる貴重な染料です。
染織家の志村ふくみさんは、
「どんな花も原則的に色が染まらないのに、紅花だけが、色が染まる。特別な神様のご意思が、紅花にはあるような気がする。紅花は乙女の色」
といったことを仰っています。
そんなことを知ると、より、この色が味わい深くなりますね。

紅花

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