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2/10のバースデーカラー ; ローズレッド

・2月10日の誕生色;ローズレッド
・色言葉;愛情・感受性・知性
・パーソナリティ:人を助けて励ます優しい人

バラは古代ペルシャの時代に既に香料や薬用として人類の身近にあったといいます。
古代ローマ、ギリシャでもバラはヴィーナス(アフロディーテ)に捧げられ、結婚式や葬儀にも使用されていました。
紀元1世紀から2世紀には既に「バラの花」だけを描いた絵画が見られたといいます。それだけ、古くから西洋では身近な花でした。

バラは「ヴィーナスの聖木、聖花」として神聖視され、「愛」、「美」、「豊穣」を司るこの女神の象徴するものの一つです。ボッティチェリが描いた有名な「ヴィーナスの誕生」では、帆立の貝殻に乗って、海の泡から生まれたヴィーナスの周りに、花の女神フローラが、ヴィーナスの聖花であるバラをあたり一面に撒き散らせています。

西洋絵画では、赤いバラは「愛、美の象徴」です。ひるがえってこの世の儚さという意味もあります。女性性器のシンボルであり、処女の経血と関連付けられ生殖と豊穣の象徴でもあるそうです。
聖母マリアの象徴は純潔を表す白いユリですが、「棘の無いバラ」も清純であることを意味するため、聖母マリアの象徴となります。

恋多き神であるヴィーナスのバラは棘があり、聖母マリアの象徴のバラは棘が無いのはなかなか興味深いです。

色名としてのローズレッドはわずかに紫味を含んだ明るい赤をさし、すでに1300年に色名として用いられたという記録があるといいます。

北海道の花は「ハマナス」ですが、ハマナスは、バラ科バラ属の落葉低木で、このような赤い花を咲かせます。バラ科なので棘もあります。ハマナスもバラ科なので香りがとても良い花です。
北海道の海岸近くの原生花園などでは群生してハマナスが咲いています。
初夏を感じさせる花です。

ちなみに、赤いバラの花言葉には
【情熱】【愛情】
などもあって、色言葉に通じるものがありますね。

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