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2/15のバースデーカラー ; 勿忘草色


・2月15日の誕生色;勿忘草色(わすれなぐさいろ)
・色言葉;友情・平和・調和
・パーソナリティ:行動前に2度考える慎重派

勿忘草は、ムラサキ科の多年草。
勿忘草の花の色に由来した薄い青色です。
綺麗で可憐な色です。

勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」「真実の愛」「記憶」。
花の名前や「私を忘れないで」という花言葉は、ドイツの伝説に由来しています。
恋人のために、水辺に咲くこの青い花を採ろうとした青年が、川に落ちて流されました。
彼は流されながら恋人にその花を投げ、「私を忘れないで」と叫んで沈んでいきました。
青年の最後の言葉がその花の名前になったと言われています。
この伝説から、この花を身に付けると恋人は自分のことを忘れないと思われていました。
そのため、中世の時代、女性は恋人への愛の証として、勿忘草の花を身に付けていたそうです。

美しい伝説といえばそうかもしれませんが、冷静にその場面を想像すると怖いですね。
女性は、自分の目の前で恋人の男性が亡くなるのを見ていたわけで、それは青年が「私を忘れないで」と言わなくても、忘れられないショックすぎる出来事だろうななどと考えてしまいます。
トラウマになりそう。

色名の勿忘草色は、日本古来の色名ではなく、英語の色名「フォーゲットミーノット(forget-me-net)」の訳語が日本の色名として定着したものです。
英語では、forget-me-net、forget-me-net
blueで、勿忘草色のような青い瞳等、美しい瞳の色の形容に用いられます。
青い瞳の人も多いヨーロッパならではです。
色素の薄いブルーの瞳のイメージです。

ヨーロッパでは、「恋人たちの花」といわれ、4年に1度のうるう年の日に恋人たちがプレゼントしあう花としても知られています。
折しも2020年の2月はうるう年。
愛する人がいる人は、勿忘草を贈りあってはいかがでしょう。

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