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●アメリカマーケティング調査
●アメリカン飲料業界、特にニューヨークでは肥満にならないためにゼロシュガー、ゼロカロリー、そして低カロリー飲料が流行しています。
●コンビニ文化が日本のようにないので、チェーン店の大手ドラッグストアでお買い得な価格になった飲料を購入できます。
●大手ペプシ、コカコーラ社だけではなく、たくさんの飲料会社がこの激しい競争に参入していることがわかりました。
●今回調査をしてみて

1. ボトルのデザインがシンプル。色を使いすぎず、写真を使わず、文字とイラストのみ。ゼロカロリー、ゼロシュガー、もしくは低カロリーの文字を強調している。インスタ映えを意識している。

2.ボトルの形がペリエやコカコーラのようにカーブしていなく、真っ直ぐで細いのが流行りの特徴。

3.味はレモンやライムをはじめ、イチゴ、キウイ、スイカ、オレンジなど。

4.ほとんどの飲料ブランドは独自のインスタグラムアカウントページを持っている。

5.日本と違って芸能人を使った宣伝をしない。(パッケージ、コマーシャル動画に)

7.日本と違ってコーヒー、お茶系(お茶、ブラックコーヒーもゼロカロリーですね)、そしてポカリスエット的なスポーツ飲料というものも今回見当たりませんでした。おそらく日本と台湾など、東アジアだけの文化なのかもしれません。ということがわかりました。おそらく以前に何度も日本や東アジアの飲料メーカーがお茶やコーヒー、スポーツ飲料ビジネスをアメリカに持ち込もうとしているはずですが、しなかった、もしくは失敗したのだと予想できます。ニューヨークは一見東京と似ているように見えますが、文化、マーケットは全く異なるのだろうということが飲料市場調査の面からでもわかりました。

●日本で売り上げがあるからアメリカ市場でも成功するに違いない。日本でいいものを作って成功しているのだから(もしくは日本では成功していないが)海外では高価で売れるに違いない、と私たちは思い込んでしまいがちですがそれは大きな失敗の元です。(郷に入っては郷に従え)という言葉がまさにその通りですがその国、その年の文化をしっかり予習、市場調査してから作戦を練らないとビジネスは成功しないのだな、と思わされます。

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