CDをつくります ❸



兵庫県の山中 4人でレコーディング

5月29日・30日の2日間、兵庫県加東市の
音楽ホールでこのDUOの録音は行われた。
録音の五島昭彦さん、ピアノ調律の鈴木優子さん
ピアノの阿部篤志さん、そしてバンドネオンの私。

基本この4人の非常にコンパクトな人員で
兵庫県の山中にある音楽ホールでの録音。
加東市 東条文化会館「コスミックホール」※574席。
演奏していて「音が気持ちがいい…」
と感じながらのレコーディングでした。

事前の打ち合わせは、Zoomで何度かしてきたので、
当日、五島さんと優子さんは 私達より2時間程前に
入り、各々 セッティング 調律 と動き出していた。
私達がホールに着くとピアノとバンドネオンの位置、
マイクの位置を 演奏をしてみながら1時間程の調整。
いよいよレコーディング開始です。

そもそも 何故 兵庫県で…。
横浜エアジンのライブを聴いた五島さんが
「そのままの音を、響きの良い空間で」
このホールがいいと提案してくれた。
(五島さんは神戸在住)
私は五島さんが提案してくれたなら、と。
阿部さんは旧知の私と五島さんのやりとりを見ていて、
私の音楽を知ってくれているこの人に任せよう、と
賛成してくれて、ここでのレコーディングとなったのです。

調律の鈴木優子さんは終始 五島さんの隣りに座り、
ある曲のチューニングをこうしたらどうだろう、という
阿部さんのアイディアにも即対応してくださったり、
担当医のように付きっきりで ピアノを見守っていました。
それと優子さんは阿部さんのピアノ演奏に
かなり関心を持っていたようです。
※実は私もなのです、それがこのDUOをやる要因です。

五島さんは、あるフレーズで私が難儀をしていると、
「鼻歌を唄うように弾けば…」とアドバイスをくれたり、
「カオちゃんは笙を吹いてた頃と、
  イイナーが そのまま」と言ってくれたり。
元気の出る言葉を投げかけてくれるのです。
私のイイナーを大事にしなくては 。

現場にエアジンの梅本さんが、神戸が実家の奥さんと
二人で嬉しい応援の訪問もありました。

実は緊張していた私ですが、
充実したレコーディングの2日間になりました。


コスミックホール
左から   私、五島さん、優子さん、阿部さん

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