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2024/3/19(火)ジーザス・クライト=スーパースターを観てきた。

座席💺1階12列下手ブロック

視界はこんな感じ。
本日のキャスト

前回の観劇から1ヶ月ほど経ちました。
うっすら次回は加藤ジーザスも観てみたいなあと思っていたので嬉しかったです。
ユダ、カヤパ、アンナス、ヘロデは変わっていませんでしたが、マリア、シモン、ペテロは変わったため結構雰囲気が違いましたよ。

加藤ジーザスは、神永ジーザスとは全く違うと言っていいと思う。
神永さんは、ジーザス歴もとても長いことから安定していて、人っぽいかんじはあまりなく、出てきた時から神度が高い状態と私は感じています。
落ち着いているし、表情もわりとあまり動かず、最初からもはや長くないことも知ってるし、達観して受け入れつつあると言う感じ。
一方の加藤ジーザスは、舞台が始まってすぐは表情が柔和で民衆の動きや声をかけられたりすると、よく表情がうごく。
神度はとても低め、そう、青年だし、何よりも人度が高い普通の人。
シモンが盛り上げてくれるのも頭ではもうすぐ終わりかな?と思いつつ、少し心が動いている感じがする。これは残された日数が少ない神としては良くないのかなあ?
やっとゲッセマネで受け入れたな、悟ったなという感じ。
私は7日間と短い中でも気持ちの推移が見れて、人度の高いジーザスもありだなあと思いました。
歌声も文句なしじゃないですか?歌声も柔らかい感じなんですよね。シャウトしてもイエベ春、みたいな。そうな暖かさがある気がしますよ。

江畑マリアはジャポネ版以来かな。
安定度があり、同世代というよりは少し上の人生の酔いも甘いも知ってる、あ、マリアってそうですよね。だから惹かれるんだったか、ジーザスに。
ただ、恋人ではなく、姉や母に近い、母性で包むマリアだと感じました。
堕落させようか、声限りこの思い叫ぼうか、こんなことってあるの、の、こんなことってあるのの歌い回しが好きです。

シモンの柴田鴻洋さん、どうやら22年研究所入所でジャポネでは大八車だったらしい...?
なんかの演目で見てるだろうと思って検索したらびっくりしました。
出てきたときから、やったるぜ感がすごい!
もじゃもじゃしたアタマで、エルサレムっぽ感じなのですが、無鉄砲で狂信者というのがピッタリですね。
シモンが暴れれば暴れるほどに、舞台の温度が上がるので柴田さんすごく良かったよ。

佐久間ユダ。
名古屋、ジャポネ、今回と佐久間さんしか見てませんが、今日はユダの言うことも正しいな、と思えました。
ユダは最初からピュアな加藤ジーザスに涙を目に溜めながら訴えてるのに、分かってくれないし、民衆は止められないし...
止めたらそうじゃないのに...ってなって、可哀想になりました。

今回ダブルキャストの醍醐味をしっかり味わえました。
次回いつになるかわからないけど、また違うキャストで見たい。とても好きな演目なので。

余談ですが、今日ラストの磔の仕掛け、完全に見破りました。アトレックiiありがとう。

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