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千夜一夜物語「サンタ工場」


千夜一夜物語

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ササン朝の諸王の一人である

シャハリヤールという王は

「毎夜、処女を娶り、純潔を奪うと殺していった。」

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これでは国が滅ぶと案じた大臣に、

おとぎ話の才能のある

処女で利発な奴隷の美女「シャヘラザード」が、


私が王の残虐を止めさせましょうと、

王の夜の相手としてあがった。


王は、

いつもの通り純潔を奪って殺すつもりだったが、

シェヘラザードはその前に、

おとぎ話を始める。(アダルト向けの夜伽話です)


この夜伽話が面白く、良い所になると、

「この続きはまた明日。」ひとつの話が終わると、

「・・・しかし次に語る話はいまの話よりずっと面白い話で・・・。」と、どんどん先に伸ばしていくので、

王は話の続きが聞きたくて

殺すことができなかった。

これが1000日続く。



わたしも即興の話をつくるのが

大得意で

「シェヘラザード」タイプです。


寝間で 恋人が眠るまで

お話をしてあげていました。(お母さんか!)


そして、お母さんになったとき

やっぱり やっちまいました!


今頃になるとはじまる

「サンタ工場」のはなし。

10月後半から~12月23日まで

(最初は12月から始まったが、だんだん早くなっていった)


子どもたちが「幼稚園」のころからはじまり、

小学校5年生ぐらいまで

続いた千夜一夜物語でした。


10月後半から「サンタ工場」には

出稼ぎのサンタさんが集まります。

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おもちゃを製造するために!

100人ぐらいです。


その寮完備の「おもちゃ工場」は

温泉施設や

スポーツクラブ

売店

食べ放題ビュッフェが

完備されている「おもちゃ工場」です。


世界各地の子どもたちの

クリスマスプレゼントを製造するために

サンタさんたちは

大忙し!


という設定のもと

毎晩30分ほど

眠る前にお話しするのですが


今頃になると

子どもたちは すごく良い子になり

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お布団に待機しています!(早く来い体制…)

わたしの千夜一夜物語(サンタ工場の話)を聞くために!


それが どれだけのプレッシャーだったのか

知る由も無し…。


クリスマス1週間前には

ネタがつき、怪物がサンタ工場を

襲いにきて、プレゼントが粉々になる大惨事や

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(このときに泣かれて大変だった)


サンタさんたちが「過労」で

倒れる事件や


人間以外の「怪物」「もののけ」が

自分たちの子どもたちも

プレゼントをあげたいために

盗みに入るという「大泥棒事件」や

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いろんなことが起こりました。


秋のこの頃「あ~今日何を話そう…」

会社の帰り道 頭を悩ませてました。


今は「今日ブログ何書こうかな~」と

頭を悩ませてます。


たのしんで いただけてますか。

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わたしの愛が沢山こもっています。



お酒が大好きです。一緒にカンパ~イしたくなったら 一杯ごちそうしてくださいな☺