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短歌

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短歌まとめ 書いて消し書いては消して残るのはコメダで折った情けない鶴
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2023年2月の記事一覧

短歌 2023初春

恋の季節なんてものはなくって、正月であろうと大雪であろうと人は恋に落ちるし失恋もする。 恋愛中、すなわちボーナスタイム、降って湧いてきた短歌たち。 出来とかはどうでもよい。 なるようになれっ。 この部屋は本だらけだね素敵だね わたしの隙間なんてないのね みずのあじする。みずって、あじ、しないのに。それじゃあ、おんど?おんど、ぬるいね。 ほんとうは雪女なの抱きしめて 強く、熱く、溶けないように ググっても辿り着かないことばかり 重力だけが等しく同じ 忍び込み戸籍謄本