キャンピングカーとキャンピングトレーラーの違い、ご存知ですか?
カンターキャラバンのサービスで絶対に欠かせないのが、キャンピングトレーラーです。キャンピングカーは日本でもよく見かけますが、私たちが使用しているのはキャンピングトレーラーです。
キャンピングカーはエンジンやハンドルがついているので自走できますが、キャンピングトレーラーにはそれがないので、自走できません。別の車(ヘッド車といいます)とトレーラーの間に接続機器をつけて、ヘッド車に牽引してもらう仕組みです。
エンジンがないのでスペースが広く、快適な居住空間を実現できるのが、トレーラー最大の魅力です。
ヨーロッパではトレーラー文化が根付いており、トレーラーを牽引する姿があちこちで見られます。カンターキャラバンの母体はオランダの環境保護団体ですが、彼らは古くなったビンテージのトレーラーを改装し、新たな生命を吹き込んでいます。
私たちもは彼らの「ビンテージトレーラーを大切に使う姿勢」を尊重し、ビンテージのトレーラーを使おうと決心しました。
しかし、ぶち当たった壁が「そもそも日本でトレーラーが手に入らない」ということでした。
日本では、あまりトレーラーが普及していません。
海外と比較し狭い道が多く、国土の大半が山なので起伏が激しいので、牽引しにくいというのが大きな理由のようです。
どうしよう…。
自らヨーロッパから直輸入することも検討しましたが、もし壊れたらどうする…トレーラーの修理工場なんてある?という問題でそれもできず、文字通り頭を抱えました。
しかし、トレーラーを、しかもビンテージものに特化したトレーラーを輸入し、さらには修理までしてくれるという奇跡のような会社が千葉にあったんです。
この会社さんなくして、カンターキャラバンジャパンを始めることはできませんでした。
次回は、カンターキャバンが日々お世話になっている、パートナーのトレーラー会社さんをご紹介したいと思います。