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難解を極める今年のフェブラリーS

おはようございます!
久々のG1がやってきましたね。

22年一発目のG1「フェブラリーS」
テーオーケインズやチュウワウィザードなどがドバイに行く為、かなり手薄なメンバーになりました。

その上、天気も荒れ模様ですから何が走るかわかりません。笑

このレースは過去10年を見ても稍重以上で行われたのは1度だけ。
基本良馬場なのでデータも少なく極めて難しいです・・・

なので色んな角度から総合的に考えた予想になります。

予想

◎レッドルゼル 1番人気想定
○ミューチャリー 12番人気想定
▲インティ 7番人気想定
☆サンライズノヴァ 11番人気想定
馬場の様子次第でテイエムサウスダン注意 4番人気想定


◎レッドルゼル

今回のメンバーを見渡すと実力は最上位かと思います。
カフェファラオも強力ですが昨年と同様のパフォーマンスができるかと言われると怪しいので、この馬が浮上します。

買い要素  レース内容
昨年も結果から分かる様にインしか伸びない馬場。
そんな中、大外16番から35.5の上がりで4着。
強い内容だったと思います。

前走JBCスプリントも他馬が通らない内を突き、後続を離して1着。
馬が完成の域に入ってきたのがわかる走りをしました。

買い要素  調教内容
51.7(13.8)   37.9(13.4)  24.5(12.4)  12.1(12.1)

さすが短距離界のエース、安田隆行厩舎という数字です。
動画も確認しましたがダイナミックな動きで見るからに短距離型の走りをしています。

状態はコメントにもあるようにかなり良いと感じます。

買い要素  血統
このレースで好走例の多い、キングマンボ・ミスプロ・ストームキャット・フレンチデュピティを持っています。

特にスピードが求められるレースになった場合はストームキャットが必要になります。

買い要素  馬場傾向
この記事を書いているのが午前8時。
東京は雨が降っていて不良馬場と発表されています。

前日19日の馬場傾向だと先行有利が目立ちましたが、今日の馬場は違うかも知れません。

過去、馬場が渋った際のフェブラリーSは1400m向きの馬が好走しています。足抜きが良くなってスピード型が優勢になるんでしょう。

そういった点からこの馬向きの馬場になったと判断しています。

結論
主戦の川田騎手が「この馬に1600mは長いです」と明言しているので、そういう事なんでしょう。

1400mがベストだけど、1600mに対応できるようレースを組み立てて走らせているんだと思います。

良馬場でタフさが求められる馬場であれば怪しかったかも知れませんが、不良馬場であれば「この馬に追い風」と見て本命にしました。

○ミューチャリー

現在12番人気ですが、展開がハマったとはいえオメガパフューム・チュウワウィザード・テーオーケインズに勝ち切った馬。
21年度地方競馬の年度代表馬がこの人気で買えるのはラストだと考えています。地方馬だから時計勝負では用無しと侮っていると痛い目を見る一頭だと思います。

19年、ケイティブレイブ 16番人気 2着事件が もう風化していますね。

買い要素  レース内容
東京大賞典では自分も「前走は展開で勝った」という見方をして軽視していましたが、先行して4着。

かなり見応えのある直線でした。正直思っていたよりかなり好走しました。
これまでを見返してみると19年のフェブラリーSでは11着。
20年のフェブラリーSでは上がりタイム3位で7着。

徐々にですが東京への適正を見せ始めていますよね!
今年の成績から本格化も感じているので、掲示板には入って来る気配を感じます。

買い要素  調教内容
81.4(18.0)   63.4(14.5)   48.9(12.5)   36.4(24.3)    12.1(12.1)

普段、地方競馬もやりませんし船橋での調教の内容など良いのか悪いのかわかりません。
ただ映像を見たところムチを入れてからの反応は良いので不安はありません。

買い要素  血統
この馬の父はパイロで A.P. Indy →ミスプロが入っています。
母にはロベルトやダンジグも入っていて、意外とこのレースで好走した馬に配合は似ています。

そしてパイロ産駒の成績ですが、東京ダート1600mで回収率100%を超えています。過去5年の成績は勝率9.0% 連対率17.4% 複勝率22.2%です。

買い要素  馬場傾向
先週の東京12Rではパイロ産駒のヤマメが16番人気で1着。
この時の馬場状態は重。スピードではなくスタミナ、しぶとさが求められるレースになれば出番は十分考えられます!

結論
3年連続のフェブラリーSへの挑戦。
このコースは芝スタートなので、最初の追走で遅れてしまい 毎年最後方からになっていますが、今年は芝の部分も渋って中団で運ぶことができるのではないでしょうか?

また、ケイティブレイブも3回目の挑戦で2着に好走しました。

大敗が続くまで地方では上位人気になるでしょうし、もしここで好走すれば中央でも12番人気で買えるのは最後になる可能性があります。

23年ぶりの地方馬優勝もあると思います!


ここからは簡単に説明していきます↓
▲インティ
この馬もなかなか勝ちきれませんが能力は上位です。
近走は大敗も無くなり惜しい競馬が続いています。

そしてレッドルゼルでも書いたようにストームキャット持ちは重要です。
今回その条件を満たすのはルゼルとカフェファラオとインティのみ!

カフェは気持ちの面で問題があると見ていますので、相対的にこちらが浮上します。

調教でも良い頃の気配を感じさせる時計と動きを見せていて、馬具も工夫しレースに出て来る様なので馬券内に期待したいです。

☆サンライズノヴァ
このコースで実績がある様に一発が怖い馬です。
昨年4番人気で今年は11番人気・・・

妙味がたっぷりです!
東京ダート1600mで無類の強さを誇る、ゴールドアリュール産駒の出走馬もこの馬のみ。

同じ馬主のサンライズホープがラビットでハイペースを作るような事があれば、後方勢のノヴァに向く展開になります。

近走の成績からも適正距離が1400mにより始めた可能性があるので、不良馬場の恩恵を受ける可能性もあります。

フリーランスになる松若騎手の渾身の騎乗に期待します!

最後にテイエムサウスダン。
こちらは今日の馬場と傾向を精査してになりますが、不良馬場だと突っ込んで来る可能性があります。

サウスヴィグラス産駒は1200mがベストだと思っているんですが、不良馬場になるとスピードで適正距離を誤魔化して走ってきます。

同産駒のヒロシゲゴールドがマイルチャンピオンシップで2着した際も、不良馬場でした。

警戒が必要かも知れません!


ここまで取り上げた馬に共通しているのは、近5走で「上がり3位内」を3回以上出していることです。(サンライズノヴァのみ2回)

過去のデータを見てみると、どんな馬場であれどんな展開であれ、
近5走で上がり3位内をコンスタントに出せている馬の好走が目立ちます。

東京ダート1600mは芝でスピードが出た後に長い直線が待ち構える、差し優勢のコースです。

そんなトリッキーコースで掲示板争いをするのであれば「上がり」は必須条件という事なのだと思います。


以上が自分の見解になります!!

今回は本当に何が来てもおかしくないので相手は広めに考えています。
ソダシ・テオレーマ・ダイワキャグニー・タイムフライヤー・ケイティブレイブは切るかも?

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

おわり


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