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同じ日に生まれたきょうだい

こんにちは。関東多胎ネットのあーさんです。杉並区で多胎サークル「双子ちゃんと一緒!@すぎなみ」を主宰しています。今日は我が家の双子について、ご紹介させていただきます。


絶対に二卵性だよね、な双子

400g差、1分違いで生まれた我が家の双子はそれはそれは似ていません。妊娠中にせっせと準備したミサンガは日の目を見ることはなく、「間違えちゃったりしないんだろうか」という心配も、全く不要でした。(便宜上こう呼びますが)兄はママ似、弟はパパ似。面白いくらい似ていません。

双子は似ているもの、という思い込みはありませんか?私はありました。背格好も同じで、声も区別がつかない。入れ替わりができるほど。という思い込みがありました。それは恐らくアニメや漫画の影響と、周りに双子がいないからだったのだなぁ、とふたりが生まれてから、よく思ったものです。


面白いくらい正反対

我が家の双子はそんな感じで顔も似ていないし、背も4歳ですでに7センチほど違うのでそろそろ年子に見られそうです。
そんな二人は性格も正反対。好きなものも正反対。

給食で焼きそばが出たときです。
兄は野菜が大好き。弟はお肉と炭水化物が大好き。それぞれ好きなものだけ食べて、苦手なものが残ったお皿を見て、先生たちで爆笑しましたと申し送りされました。これ、家でもよくある現象で、苦手な野菜を弟は「兄が食べたがっているから」とうまいこと言って食べさせるし、兄が残した麺を嬉しそうに食べます。兄は弟が苦手なブロッコリーの茎の部分をもらってとてもうれしそうに食べます。そうして我が家では「お残し無し!」の状態が作られます。需要と共有があっていると言えばそうなのですが、バランスよく食べてもらいたいものです。


個性大爆発!

性格も正反対と書きましたが、これも興味深いなと思います。だって同じ環境で、同じ親で、同じだけ一緒にいるのに。一人はお調子者でおしゃべり。一人はにこにこはしていますが一人で本などをじっくり眺めていたりします。もちろん共通して好きなこともあるし、一緒に遊んでいるときもあります!でもお絵描きをすると、黒をベースに使う子と、必ず赤黄緑を使う子に分かれたりもします。双子だから一緒、というわけではないようです。

でも共通しているのは二人とも甘えん坊だということ。まだまだ4歳児、抱っこだの食べさせてだの、かわいいもんです。

がっかり、しないでほしい

双子ですか?と声を掛けられることはとても多いです。それは双子用のバギーに乗っていたり、同じ服や色違いの服を着ているから。顔をまじまじと見くらべた後に「似てないのね」とがっかりされることもあります。

もちろん、がっかりといわれたことはないのですが、声色や表情でつたわってくるものです。今はまだ、そんなことわからない二人ですが、そのうちにそういうノンバーバルな部分から察知することもできるようになるかもしれません。ぜひ、似てない双子を見かけても「似てないのね」とがっかりなさらないでくださいね。本人たちのせいではないのですから。

知らないことが多い双子!この機会にぜひ「知ってほしい」

双子、つまり双胎妊娠は、100分娩に1分娩、という割合で起きてきます。これまでの人生において、双子に出会ったことがない方もたくさんいらっしゃると思います。ぜひ、我が家のような似てない双子もいるんだな~と記憶の片隅に置いておいてください。知っていたら、突然出会っても驚かずに済みますよ♬
「双子」とくくられがちですが、みんなそれぞれ個性を持った大切なこどもたち。同じ日にうまれたきょうだい、くらいの感覚でお付き合いいただけると嬉しいです。

関東多胎ネットのクラウドファンディング

関東多胎ネットではいま、クラウドファンディングに挑戦しています。もちろん、団体として存続していくための資金をご寄付いただきたいのが一番の目的ですが、双子三つ子特有の育児の困難さや孤独感を知ってもらいたい、という気持ちが大きかったりもします。このnoteでも有志がそれぞれ、いろいろな思いをつづっています。ぜひ目を通してみてくださいね。そして私たちの活動に共感いただけましたら、ぜひ、クラウドファンディングへの寄付や情報の拡散のお手伝いをしてくださると嬉しく思います!

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