仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?|振り返りレポート

■1週間の行動目標

1日に必ず3回以上、先輩や上長に質問します。
今までは聞きに行くことを避けていたため、
ここで回数の目標も設定することで質問、相談にいく習慣を身につけます。

また質問に行く際も書籍の中にあった「すぐ聞きに来る、できる人」
になるための5つのポイントに則って行います。

ただ意識するだけではアウトプット不足なので、
実際に質問した際の内容を5つのポイントに沿って書き出し、
実践できていたか、改善点はどこかなどをまとめます。

■振り返り

今回立てた「質問する際の5つのポイント」に関する目標を
各ポイントごとに実践してみた感覚や今後に生かす部分を振り返ります。

①自分の意見をもって質問

全体研修の分析課題の際に、自分の意見を持つレベルまで
理解が及んでいない状況だったため、
その際は意見というより「現状の認識」を添えて質問することが出来ました。

この質問に関しては明確な正解があるわけではなかったのですが、
自分の認識を伝えることでその認識をベースに、
必要な考え方や認識を教えてもらえると実感しました。

別のケースでは、引継ぎMTGで週次報告などについてレクチャーを受けた後に
どこまでの領域、変更で先方の確認を取るのかという疑問が生まれました。

その際は、引継ぎシートなどを確認して一度自分で予測を立てたうえで質問することが出来ました。

この時は自分の予測が間違っていましたが、
相手が「なぜこの報告の仕方なのか」「付随する注意点」なども
合わせて教えてくれました。

質問しなければいけないレベルの理解度であっても、
自分で仮説を立てて質問するすることで、そこに至る道筋や
根拠を教えてもらうことが出来て質の高い質問が出来ると学びました。

②同じことを何度も質問しない

チャットやその場で質問して何か返答に加えて指示をもらった際は、
すぐにマイチャットでタスクを組み、忘れないようにすることとスケジュール管理を
しやすくする工夫をしました。

現場業務を行う上で今まで以上に業務は増えていきます。
口頭での仕事の依頼などはどうしても忘れてしまうことがあるため、
タスク機能などを効果的に使っていき優先度と期限を見誤らないようにします。

③「どうすればいいですか?」と言わない

クライアントのチャットで初めてやり取りをする際に、
ここまでストレートではないものの、なんと返したらよいか分からなくなってしまい、
「どうすればよいですか?」状態の質問をしてしまいました。

先輩方の優しさや新卒だからという理由で今は丁寧に一つ一つ教えて頂けたものの、
一度は自分で考えるなり、文章は作ってみるなりの対処は出来たという反省がありました。

どうしても対クライアントなど早さも求められる事象の際は「分からない」という気持ちが勝ってしまい、質問が薄くなってしまいました。

スピード感を持って論点をまとめる思考力と要約力を身に着ける必要があると感じ、
相手の言葉、文章から重要なポイント、論点を素早く定義する癖をつける
ことが改善策になると考えているので今後の課題として取り組みます。

④教えてもらったことを確認する

クリエイティブ作成についての質問では、すぐに行動に起こし、
制作物に落とし込むことで逐一確認する環境を作ることが出来ました。

事前に「完成したら確認させてください。」
「素材の選定で不安があるのでその際は確認させてください」などと
許可を取っておくことで再確認がスムーズに行える環境が作れました。

何かに取り組む際に発生しそうな問題や少しでも不安に思っている点は
事前に伝えておくことで質問しやすい環境が出来て、
相手も予測が出来るので時間もかからないメリットがあると感じました。

自分だけに関わらず、チームや他者にとっても、
逐一確認し事前に問題点を予測することは効率を上げることにつながると
学べたので意識して続けることで全体の効率化を考えていきます。

⑤目的を添えて聞く

現場に出たばかりということもあり、
目的は明確になっている事象が今の段階だと多い印象もありました。

また、目的を固くとらえすぎず、自分が何をできるようになりたいのか、
どの仕事を巻き取れるようになりたいのかを相手に伝えることが重要だと感じました。

新人という立場に甘えてしまっているような考え方とも取れるかもしれませんが、
とにかく新しいことを出来るようになりたいという姿勢を見せることは、
出来ないことだらけの今の状況では必要なことだと考えています。

なんでもかんでもただ「教えてください」ではなく、
「○○を早く自分で出来るようになった方が良いと思うので教えてください」
と言うだけでも相手の気持ちも変わり、熱意を評価してもらえます。

業務的な目的だけでなく、熱意や目標的な部分を目的として積極的に
質問する姿勢は続けていくべきだと考えています。

■今後の行動

現場に出るにあたって分からないことだらけの状況はあり、
今まで以上に一つ一つに質問の質が重要になると感じています。

今回学んだ体系的な質問の仕方はもちろん継続していき、
相手に依存するような質問をしないということはもちろん、
感情的な部分で相手に期待を抱いてもらえるような質問をしていきます。

合宿でも学んだように自分の言葉(=質問の聞き方)で
相手も感情は変わり、どこまで助けてくれるかが変わります。

何でもかんでも聞くだけでなく、
自分が出来るようになると相手にとって、チームにとって、会社にとって
こういうメリットがあるなということを伝えられるような
具体性のある聞き方を今後も行っていきます。

以上




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