コンフォートゾーン|NNGjrレポート

■コンフォートゾーンとは

コンフォートゾーンとは直訳すると、居心地の良い空間を意味します。

自分の慣れ親しんだ環境や、苦労や努力を必要としない環境は
まさにコンフォートゾーンと言えるものでしょう。

そしてこのコンフォートゾーンの先にもいくつか階層があります。

それが、
・フィアゾーン
・ラーニングゾーン
・パニックゾーン

です。

・フィアゾーン

ここはコンフォートゾーンを抜けて、
恐怖や不安を感じるゾーンになります。

このゾーンで陥りやすいのが、
言い訳の谷」「自己正当化の谷」です。

コンフォートゾーンを抜け出したはよいものの、
再び居心地の良い環境に戻るための言い訳を探し、
自己正当化を行ってしまいがちです。

・ラーニングゾーン

フィアゾーンを超えると次はラーニングゾーンに入ります。

ここでは恐怖や不安を超えて、
どうすれば解決できるか、うまくいくのかを
考え、学ぶ領域になります。

この領域も重要なものであり、
ここでの思考や行動によって人は成長します。

・パニックゾーン

圧倒的に成長していくためにはラーニングゾーンで終わってしまってはいけません。
その先にあるのはパニックゾーンです。

この階層は、とにかく厳しい環境に身を置くことを意味し、
考えてすぐに解決できるようなものでもありません。

しかしこのパニックゾーンに常に身を置き続けることが、
圧倒的に成長するためには必要なものであり、
一番成長できる環境でもあります。

■コンフォートゾーンは広がる

人は成長するとともにコンフォートゾーンが広がります。
逆に言うとコンフォートゾーンを広げることが成長であるとも考えられます。

ここで自分の体験に落とし込んで考えてみたいと思います。

・コンフォートゾーンを広げた体験

例えば研修で行ったテレアポで考えてみると、
まずは電話をかけることすらも自分にとってはフィアゾーンでした。

相手に断られたり、分からないことを言われるのではないかという
不安や恐怖を感じていました。

しかしそこから、スクリプトを覚えたり、
アウトに対する返答を考える、自社サービスを理解するといった行動をしました。

この試行錯誤がラーニングゾーンだったと言えるでしょう。

この試行錯誤を通して「電話をかける」という行為に不安はなくなり、
コンフォートゾーンが広がったと言えます。

そしてその先で、ただアポを取るだけでなく、
より質を高めるためのヒアリングなどにも取り組みました。

聞きづらいような予算や決済権などを聞くことは、
新たなフィアゾーンだったと考えられます。

そこで改めて、ヒアリングのロープレを行ったり、
先輩に聞きにくいことを聞くまでの過程を教えてもらうという
次のラーニングゾーンに行くことが出来ました。

それだけではなく、自分たちには「アポ30件」という大きな基準もありました。

今までアポが取れていなかった自分たちにとってこの目標は、
パニックゾーンであったと言えます。

数か月間、このパニックゾーンである目標を追い続けたことで、
フィアゾーン、ラーニングゾーンを繰り返し、
自分自身のコンフォートゾーンを広げ成長することが出来ました。

このような厳しい環境(=パニックゾーン)に常に身を置き続けることが
圧倒的成長に必要な要素なのです。

以上


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