コンフォートゾーン|NNGjrレポート
■コンフォートゾーンとは
コンフォートゾーンとは直訳すると、居心地の良い空間を意味します。
自分の慣れ親しんだ環境や、苦労や努力を必要としない環境は
まさにコンフォートゾーンと言えるものでしょう。
そしてこのコンフォートゾーンの先にもいくつか階層があります。
それが、
・フィアゾーン
・ラーニングゾーン
・パニックゾーン
です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663992604636-WGTetRFh2V.png?width=1200)
・フィアゾーン
ここはコンフォートゾーンを抜けて、
恐怖や不安を感じるゾーンになります。
このゾーンで陥りやすいのが、
「言い訳の谷」「自己正当化の谷」です。
コンフォートゾーンを抜け出したはよいものの、
再び居心地の良い環境に戻るための言い訳を探し、
自己正当化を行ってしまいがちです。
・ラーニングゾーン
フィアゾーンを超えると次はラーニングゾーンに入ります。
ここでは恐怖や不安を超えて、
どうすれば解決できるか、うまくいくのかを
考え、学ぶ領域になります。
この領域も重要なものであり、
ここでの思考や行動によって人は成長します。
・パニックゾーン
圧倒的に成長していくためにはラーニングゾーンで終わってしまってはいけません。
その先にあるのはパニックゾーンです。
この階層は、とにかく厳しい環境に身を置くことを意味し、
考えてすぐに解決できるようなものでもありません。
しかしこのパニックゾーンに常に身を置き続けることが、
圧倒的に成長するためには必要なものであり、
一番成長できる環境でもあります。
■コンフォートゾーンは広がる
人は成長するとともにコンフォートゾーンが広がります。
逆に言うとコンフォートゾーンを広げることが成長であるとも考えられます。
ここで自分の体験に落とし込んで考えてみたいと思います。
・コンフォートゾーンを広げた体験
例えば研修で行ったテレアポで考えてみると、
まずは電話をかけることすらも自分にとってはフィアゾーンでした。
相手に断られたり、分からないことを言われるのではないかという
不安や恐怖を感じていました。
しかしそこから、スクリプトを覚えたり、
アウトに対する返答を考える、自社サービスを理解するといった行動をしました。
この試行錯誤がラーニングゾーンだったと言えるでしょう。
この試行錯誤を通して「電話をかける」という行為に不安はなくなり、
コンフォートゾーンが広がったと言えます。
そしてその先で、ただアポを取るだけでなく、
より質を高めるためのヒアリングなどにも取り組みました。
聞きづらいような予算や決済権などを聞くことは、
新たなフィアゾーンだったと考えられます。
そこで改めて、ヒアリングのロープレを行ったり、
先輩に聞きにくいことを聞くまでの過程を教えてもらうという
次のラーニングゾーンに行くことが出来ました。
それだけではなく、自分たちには「アポ30件」という大きな基準もありました。
今までアポが取れていなかった自分たちにとってこの目標は、
パニックゾーンであったと言えます。
数か月間、このパニックゾーンである目標を追い続けたことで、
フィアゾーン、ラーニングゾーンを繰り返し、
自分自身のコンフォートゾーンを広げ成長することが出来ました。
このような厳しい環境(=パニックゾーン)に常に身を置き続けることが
圧倒的成長に必要な要素なのです。
以上
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