無駄な仕事が全部消える超効率ハック|読書レポート
■書籍の選定理由
この書籍を選定した理由は2つあります。
1つは、この書籍では課題と感じている仕事での
「コミュニケーション術」や「学び方」「段取りな術」などが
網羅的に解説されてる点です。
今はまだ研修中ではありますが、今月中には現場に出ることになります。
そういった中で今までとは違い、
チーム内で指示を受けて仕事をしたり、
多くの仕事を同時進行で進めることも増えてきます。
そのような状況になることは分かっているからこそ、
この段階で仕事術の基本を身につけていくべきだと考えました。
そして2つ目は、最近目の前のタスクや課題を終わらせることで
精一杯、もしくは間に合わず時間に頼ってしまっているからです。
以前までは業務時間内で終わらせる課題が多かったものの、
最近は個人の裁量に時間の使い方が任さられている部分が多いです。
そうなった時に研修課題や資料作成などを行う時間を作り出せず、
最終的に業務時間外で行うような形になってしまっています。
今の段階でこうなってしまっていては、
今後より多くなる業務量には太刀打ちできないと考えたため、
生産性を上げることができるような書籍を選定しました。
■要約
・受動的な時間→主体的な時間
まず、前提として持つべき考え方があります。
それは「時間」は「お金」よりも貴重な資源である
ということです。
「時間に追われている状態」や「時間を切り売りしている状態」、
これらは人生を切り売りしているのと同じだと考えるべきです。
そしてこの時間をより有効活用するために重要な考え方があります。
それは「一つ一つの仕事に当事者意識を持つ」ことです。
「時間に追われる」感じる要因の一つが
当事者意識の足りなさです。
「受け身の姿勢」や「指示待ち人間」の状態だと
結果他人に振り回されているというような
精神的な負担を感じてしまいます。
一方、当事者意識を持つことで「自分の仕事」という感覚になり、
「なぜこの問題が生じているのか」「どうすれば解決できるか」
などという主体性が身につきます。
そうすることで自然と自分の頭で考える習慣が身につき、
周囲に自信をもって話せるようになることで
自分でコントロールできる主体的な時間が増えるのです。
・結論を話す→前提を揃える
ビジネスの世界では「論理的に話すべき」という風によく言われます。
しかし、なぜか論理的に話しても話が噛み合わないということが起こります。
その原因となっているのが、
「そもそも前提がずれている」ということです。
物事を伝える際は、必ず相手がいます。
その相手と前提がずれてしまっていては「そもそも論が違う」
という状態になり、すれ違いが起きてしまいます。
さらに前提がずれているまま、なんとか伝えようとしても
余計になにが言いたいのか分からない状況になり、
話が長くなってしまいます。
このような状況にならないために必要なのが
「現状認識」と「視点」というポイントです。
まずは相手と現状に対する認識を確認する必要があります。
例えば、数値をもとに説明するにしても、
上昇基調な数値なのか、下降基調な数値なのかなど、
その数値に対しての認識を合わせることが必要です。
また、その数値について話す目的、
この数値をどうしたいのかなどの認識を伝えておけば
話が噛み合わなくなることは高確率で防ぐことができます。
そして次に必要なのが「視点」です。
例えば「クレーム処理」について考えてみましょう。
現場の視点で話すならクレームはすぐに処理するべきものです。
しかしマネジメント視点では、
クレームの原因や今後の改善点として考える必要があります。
このように、相手がいるからこそ、
相手と自分の視点をすり合わせて、どの視点から話しているのかを
伝えなければ議論が噛み合わなくなってしまいます。
・説明する→質問する
多くのビジネスパーソンは理解してもらい気持ちが強く、
つい話しすぎてしまいがちです。
しかし、コミュニケーションの主導権を握っているのは、
実は話す側ではなく聞く側です。
なぜなら積極的に相手に話をしてもらった方が、
相手の考え方や判断基準、レベル感がわかり、
それに合わせてこちらが伝えることができるからです。
そして聞く側になるのに必要なのが、「質問力」になります。
質問力を上げるにはいくつか「適切な質問」があります。
まずは全体像を見通すための「と、言うと?」という質問です。
発する側の言葉だけでは実は全体像が見通せていないことが多いです。
その際にこの質問をすることで前提や全体像が見えてきます。
また。「仮定を置いた質問」も効果的です。
例えば「もし〇〇の場合は?」などと質問することで、
相手の求めているストライクゾーンを広げていくことができ、
自分が主導となるコミュニケーションができるようになります。
■行動目標
・前提を揃えて会話をする
この手法を使うべきケースとして「報告」が挙げられます。
進捗や結果を報告するケースは最近多くあるのですが、
その際に前提を伝えられていなかったと感じる場面がいくつかあります。
行動目標
・資料や課題、依頼物を提出する際にただ提出するのではなく、
前提となる意識した点や変更点、確認してもらいたいのは何なのか
という点まで合わせて提出報告する。
・質問力
研修での教えや指示に対して自分は質問力が足りないと感じます。
そのせいで認識がズレていたり、相手の求めているものではない
資料や制作物を提出してしまっていることもありました。
今週の行動目標
・今週二回ある研修で「全体像を捉える質問」と「仮定を置いた質問」
これを各一回ずつ、計4回は最低行う。
今週から来週にかけての行動目標
・案件の引継ぎシートを頂き、来週MTGがあるので今週中に確認し
各案件、二つの項目を基に質問をまとめ、来週実際に質問する。
以上
■最初に立てた目標
●結果目標
「社内に対して影響力のある社員となり、
デジアスというコミュニティを自分のホームといえるものにする」
●9月
・影響力に関する書籍を読む(1冊)
・その内容をまとめシェアし、行動に移す。
・シェアと行動に関する報告をしてアウトプットする
・同期にこの二ヶ月で読んだ書籍の内容、実際にした行動についてを
プレゼン、共有する。
・何らかの形でポイントを挙げる(詳細は未定)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?